2019年1月25日(金)

古河一高3年、宇都木さん 簿記1級合格 本年度、茨城県内高校生で1人

日商簿記1級に合格した古河一高の宇都木颯人さん=古河市旭町
日商簿記1級に合格した古河一高の宇都木颯人さん=古河市旭町

■挑戦3回目で難関突破

公認会計士や税理士への登竜門とされる日本商工会議所の簿記検定試験(日商簿記)1級に、茨城県立古河一高会計ビジネス科3年、宇都木颯人(はやと)さん(18)=古河市磯部=が合格した。同高によると、昨年11月の試験の合格率はわずか9・0%。本年度に合格した県内ただ1人の高校生で、同高の在校生でも通算6人目の快挙を成し遂げた。

宇都木さんは簿記・珠算部に所属。県高校簿記コンクール団体で優勝するなどの成績を収めた。各種資格も取得しており、全国商業高等学校協会の会計実務検定試験は財務諸表分析、財務会計、管理会計の3科目全てに合格した。

日商簿記は1年生で2級に合格。1級は2年生の夏から勉強を始めた。過去2回は難易度の高さと出題範囲の広さに阻まれたが、「自分より下の学年でも合格した人がいる。負けたくない」と、過去問題やテキストを中心に、毎日4〜6時間の猛勉強を重ねた。

3回目の挑戦だった11月の試験では「解ける問題を確実に解く」を心掛けたが、自己採点では合格ラインに届いてなかったという。発表があった7日は連絡を受けて合格を知り、「とても驚いた」と話した。

同部顧問の浅野進教諭(58)は「集中力や計算にスピードがあり、説明をすぐに理解できる力もある。大学入試や就職試験と重なる中、合格するのだから素晴らしい」とたたえる。

宇都木さんは卒業後、結城市の税理士法人に就職する予定。次は働きながら税理士資格を取り、公認会計士の合格も目指すつもりだ。

「将来は税理士事務所を開いて、地域の人のためになる税理士になりたい」と、笑顔で語る宇都木さん。これから日商簿記1級を目指す同高の後輩や高校生に、「勉強をやればやるほど知識は身に付く。結果が出なくとも諦めずに続けて、合格を勝ち取ってほしい」とエールを送った。(溝口正則)



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