2019年1月27日(日)

VR映像で水害学ぶ 常総 「豊田城」に体験コーナー

鬼怒川の堤防決壊を再現したVR映像を専用ゴーグルで見る来場者(右側)=常総市新石下の市地域交流センター
鬼怒川の堤防決壊を再現したVR映像を専用ゴーグルで見る来場者(右側)=常総市新石下の市地域交流センター

常総市新石下の市地域交流センター「豊田城」の展示室4階に、市内を流れる鬼怒川と小貝川について学べるコーナーが設置された。展示の柱は、2015年9月の関東・東北豪雨災害のバーチャルリアリティー(VR)映像。鬼怒川の堤防が決壊した同市三坂町の現場をコンピューターグラフィックス(CG)で再現しており、当時の切迫した状況を「体感」することができる。

同コーナーでは、両河川の治水と利水の歴史を紹介。年表パネルや写真などを用い、河道改修や水運の歴史を解説している。

VR映像は専用ゴーグルを着けて360度の空間を体感できる。関東・東北豪雨を受け、鬼怒川を管理する国土交通省下館河川事務所が研修用に制作。豊田城展示室のリニューアルに伴い、映像提供に協力した。

映像は長さが約3分半で、堤防決壊から復旧までの様子をCGで再現。鬼怒川の水かさが増し、堤防から水があふれ、幅200メートルにわたって決壊する状況を現場にいる感覚で眺められる。

市は今回のVR映像が、防災学習の有効なツールになると期待。神達岳志市長も「視察で訪れる多くの自治体関係者に見てもらいたい」と話している。(今橋憲正)



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