2019年2月7日(木)

「キャパ展」6000人突破 平和への思い新た 11日まで 金子さん(取手)に記念品

連日多くの市民が鑑賞に訪れているロバート・キャパ展=土浦市大和町
連日多くの市民が鑑賞に訪れているロバート・キャパ展=土浦市大和町

土浦市大和町の市民ギャラリーで開催中の写真展「平和への願いを込めて〜戦争写真家ロバート・キャパ展」(茨城新聞社主催、土浦市・同市教委共催)が連日、多くの市民でにぎわっている。来場者は写真を通し、キャパが目撃した戦争と平和を追体験、平和への思いを新たにしている。閉幕まで残り6日となった6日には、入場者6000人を突破。6000人目となった取手市井野の主婦、金子百合子さん(58)には、茨城新聞社から写真集などの記念品が贈られた。会期は11日まで。

6000人目となった金子さんは、娘の加寿美さん(28)と来場。特に印象に残った1枚に、道を進む兵士と倒れている子どもを写した「ナムディンからタイビンへの道」を挙げ、金子さんは「子どもがいる身としてはつらい1枚。もっと生きることができたのにと思い胸が苦しくなる」と感想を話した。6000人突破は開幕23日目(閉館日を除く)での達成。

また同日は、雨にもかかわらず多くの市民が来場。会場入り口ではチケットを買い求める行列ができた。来場者は作品のリストを片手に、代表的な作品「崩れ落ちる兵士」など、一枚一枚じっくりと見て回わり、臨場感のある戦場や戦時中の市民生活を感じ取っていた。

ロバート・キャパ(1913〜54年)は20世紀を代表する報道写真家。同展はキャパの作品を通して戦争と平和を考える企画展。世界に3組しかない貴重なオリジナルプリント107点を展示している。(秋葉凌)

6000人目の入場者となった金子百合子さん(左)と娘の加寿美さん=土浦市大和町
6000人目の入場者となった金子百合子さん(左)と娘の加寿美さん=土浦市大和町


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