2019年2月10日(日)

県近代美術館 大観「流燈」3年ぶり展示

30周年記念展 所蔵名品102点紹介

横山大観の「流燈」(左)を熱心に鑑賞する来館者=水戸市千波町
横山大観の「流燈」(左)を熱心に鑑賞する来館者=水戸市千波町

本県が誇る多彩な所蔵名品を一堂に展示する「ザ・ベスト モネ、ルノワール、大観から靉嘔(あいおう)まで」が9日、水戸市千波町の県近代美術館で開幕した。会場では横山大観ら本県ゆかりの作家の代表作や、モネなど印象派の人気作品を、開館30周年の記念展として紹介している。3月24日まで。


展示した102点は、所蔵品約4千点の中から厳選した。水戸市出身の巨匠、横山大観の「流燈(りゅうとう)」は、五浦時代の代表作として他館からの借用依頼も多く、同館での展示は約3年ぶり。大観には珍しい女性を描いた作品とあって、鑑賞者の注目を集めている。

中村彝(つね)が病と闘いながら制作した晩年の代表作「カルピスの包み紙のある静物」や、カッパを数多く描いた小川芋銭(うせん)の日本画のほか、モネがフランス北西部の小島の情景を描いた傑作、ピカソの人物像など多彩な作品が会場内を彩る。

作品の中には、同館キャラクター「きんびー」が見どころを分かりやすく解説しているものもあり、子どもたちでも気軽に楽しめる。

この日は開幕イベントとして愛好者と関係者によるテープカットが行われた。はさみを入れた一人、水戸市在住の柘植要一さん(65)は「とても光栄なこと。大観の初期の作品は新鮮だったし、那波多目功一さんのような素晴らしい作家や作品も発見できた」と感激していた。

同展入場料は一般600円など。 (勝村真悟)

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