2019年2月11日(月)

地域の「記憶」後世に 筑西「関城文芸」45周年

姉妹都市町長ら寄稿

文芸同人誌「関城文芸」の創刊45周年記念特集号「第90号」を手にする、発行人の植木正明さん=筑西市関本肥土
文芸同人誌「関城文芸」の創刊45周年記念特集号「第90号」を手にする、発行人の植木正明さん=筑西市関本肥土

創刊45周年を迎えた筑西市の文芸同人誌「関城文芸」の記念特集号「第90号」が刊行された。会員らによる俳句や短歌をはじめ、創刊以来の地域の記憶や戦後の体験を記した随筆などが掲載されている。県内でも希少なアマチュア文芸誌の達成としてだけでなく、貴重な時代の証言の記録としても注目を集めそうだ。

旧関城町の浜名静男町長=故人=が1974年、生涯学習の一環として町民の文芸活動を振興しようと同誌を創刊。筑西市発足後も年2回の定期刊行が続けられている。主な執筆者となる同人会員は現在50人。

記念特集号の目玉として、北海道の訓子府町(くんねっぷちょう)の菊池一春町長が特別寄稿を寄せている。同町と旧関城町は88年に「教育姉妹都市」を締結。菊池町長は、担当職員として関わった当時の様子を、寄稿で詳しく回想している。

また教育姉妹都市締結により「少年大使」として訓子府町を訪れた大畑直之さん=筑西市=と勝沼太志さん=熊本市=が寄稿し、貴重な記憶を披露している。

元日本医師会長の原中勝征さんや千妙寺貫主の阿純孝さん、須藤茂市長や赤荻利夫教育長なども文章を寄せている。

関城文芸第11代会長で発行人の植木正明さん(86)=筑西市関本肥土=は「同誌は名称こそ『関城文芸』だが、筑西市の文化を担う」とし「50周年100号達成を目指し頑張りたい」と意欲を示している。

同号は700部を印刷。1冊千円で販売する。県内の主な各自治体の図書館などでも読める。問い合わせは植木さん(電)0296(37)6123
(冨岡良一)

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