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ハナモモ出荷大詰め 常陸大宮、節句向け

ハナモモの梱包作業に追われるJA常陸大宮地区枝物部会員ら=常陸大宮市小野
ハナモモの梱包作業に追われるJA常陸大宮地区枝物部会員ら=常陸大宮市小野


茨城県内で、3月3日の桃の節句に飾るハナモモの出荷が大詰めを迎えている。常陸大宮市小野のJA常陸大宮地区の集荷施設では、生産者らが赤やピンクのつぼみを付けたハナモモの枝を出荷する作業に追われた。

同JA地区枝物部会(石川幸太郎部会長、会員15人)では、暖かなハウスの中で、会員らが1束ずつ丁寧に段ボールに梱包(こんぽう)していた。農家が前日か当日朝、花が開く直前の枝を50本ずつ切りそろえて束にして持ち込み、出荷していた。

同部会では、年々出荷量が増加。今年は28日までに計約11万9千束(1束50本)を東京方面に出荷する見込みという。

石川部会長(70)は「昨年夏の気温が高かったので心配だったが、花付きもよく、質の良いハナモモだ」とうれしそうに話していた。(高松美鈴)

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