2019年3月13日(水)

筑西・大村小 卒業記念に机修繕 53台、在校生に引き継ぐ

ゲストティーチャーのアイカ工業社員(中央)の指導を受けながら、学習机に樹脂製化粧板を貼り付ける筑西市立大村小の6年生=筑西市海老ケ島
ゲストティーチャーのアイカ工業社員(中央)の指導を受けながら、学習机に樹脂製化粧板を貼り付ける筑西市立大村小の6年生=筑西市海老ケ島

卒業記念として教室の学習机を修繕するボランティア作業が12日、筑西市海老ケ島の市立大村小(杉山昭子校長)で行われた。6年生53人が、樹脂製化粧板を貼り付けて真新しくなった学習机53台を在校生に引き継いだ。物を大切に使う気持ちを育む狙いがある。

家具などに使われる化粧板を製造、販売するアイカ工業(名古屋市)の社員ら6人が講師を務め、「総合的な学習」の時間を活用して行われた。同市鍋山に同社の子会社「アイカテック建材」明野工場があることが縁で、市内の学校で初めて実施された。

作業は2人組で2台を修繕。縦約44センチ、横約64センチにカットされた厚さ0・55ミリのアイカ工業製メラミン化粧板が用いられた。

机表面の四隅の形状に合わせ、化粧板の角を丸くはさみで切り取った上、机の表面に合わせて乗せた化粧板を1人が押さえ、もう1人が粘着剤の付けられた化粧板裏面のフィルムを剥がし、机表面に慎重に貼り付けた。さらにサンドペーパーを用いて机の縁をけば取りし、完成品に仕上げた。

松岡優奈さん(11)と軍手を着けてペアで作業した、荒井翔明(はずき)さん(12)は「化粧板裏面のフィルムを剥がすところが難しかった」。木村智暁(ともゆき)くん(12)と一緒に働いた、皆川ゆなさん(12)は「化粧板の微調整が難しかった。一度貼ると剥がれにくくなるから緊張した。卒業後も残っていくのがうれしい」と感想を話した。

見守った船越久美子教諭(52)は「下級生に何かしてあげたいという卒業生の取り組みにピッタリ。感謝している」と話した。(冨岡良一)



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