2019年3月13日(水)

利根転入の女性2人企画 マルシェ、町に活気

次回は18日 グルメや雑貨、出店増

とねマルシェを主催している杉野恵利さん(左)と大久保萌美さん=利根町役場
とねマルシェを主催している杉野恵利さん(左)と大久保萌美さん=利根町役場

利根町役場を会場に、飲食店や雑貨店が出店する「とねマルシェ」が好評だ。昨年10月のスタート時から出店者は約5倍に増え、町の新たなイベントとして定着しつつある。仕掛け人は、町外出身の女性2人。第二の古里を活気づけたいという思いがある。

とねマルシェは毎月1回、役場ホールにテーブルや椅子を並べ、町内外のパン店や洋菓子店、みそ店、生花店、ハンドメード雑貨店、マッサージのブースなどさまざまな店が出店している。町経済課が6月から始めた「新鮮野菜の直売会」と同時に開催している。

初回は参加5店だったが、今年2月の6回目は27店に増加。参加店の口コミで広まり、昨年12月の「トネマチ冬まつり」で開催したマルシェは、役場ホールが家族連れであふれた。

主催しているのは、町外から転入し、子どもの保育園で知り合った2人。町内でリラクセーションサロンを開いている大久保萌美さん(43)=福島県出身=と、福祉施設の職員、杉野恵利さん(38)=神奈川県出身=だ。

大久保さんは休日、町外のマルシェでマッサージのブースを出店していたが、「町の中に遊びに行ける場所がないのでどうにかしたい」と考えていた。一方、杉野さんも、休日になると町の商店が町外のイベントに出店したり、家族連れが町外へ遊びに行ったりする姿を目の当たりにし、「寂しい気持ちがあった」という。

「『地域で楽しめる何かを』と考えた一つがマルシェだった」(杉野さん)といい、大久保さんが代表となり、2人でゼロから実行委員会を立ち上げた。

「マルシェで盛り上がった後、『町民全体が元気なまち』になるのが理想。まちを活気づけるために、行動する人が増えてくればいい」と大久保さん。

町内の電器店に嫁いだ杉野さんは「子どもにとってはここが古里。この町を好きになってほしい。活気や魅力が増えて、町で育った人が町を好きになってくれるといいなと思う」と思いを語っていた。

次回は18日に開催される。(鈴木里未)



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