2019年3月14日(木)

ハンドボール少年団 麻生フェニックスJr. 卒団生に伝統Tシャツ

1人ずつ通し番号 「羽ばたいて」願い込め

伝統の卒団Tシャツを贈られた麻生フェニックスJr.の子どもたち=行方市麻生
伝統の卒団Tシャツを贈られた麻生フェニックスJr.の子どもたち=行方市麻生

行方市内で活動しているハンドボールの少年団「麻生フェニックスJr.」。日本代表の信太弘樹選手(大崎電気)らも輩出している名門チームに、20年近く続く伝統行事がある。卒団生に贈られるオリジナルデザインの「卒団Tシャツ」。1人ずつ通し番号が振られ、デザインも踏襲している。小貫正敏男子監督(48)は、「中学、高校、その先でもハンドボールを選んで楽しんでいってほしい」と話している。

3月3日、行方市麻生のセントラルゴルフクラブ。約80人の選手や保護者、チーム関係者が集まって卒団式が行われた。今年の卒団生は男女10人。事前に行われた抽選で157から166までの通し番号を決定し、1人ずつ卒団Tシャツが手渡された。

麻生フェニックスの創設は1998年。もともとハンドボールが盛んな行方市には、麻生高校OBらによる同名の社会人チームがあり、「母校の強化・応援につなげたい」との思いから有志が少年団を立ち上げたという。

チーム強化は順調に進み、2000年には女子チームが全国大会出場を果たす。卒団Tシャツが始まったのはこのときからで、宮内敏女子監督(48)は、「頑張ってきた子どもたちに何かプレゼントをしたいということで考えた」と振り返った。

Tシャツは、当時の子どもたちと共にデザインを考案。「より大きく羽ばたいてくれるように」の思いを込めて、背中に翼の絵がプリントされ、「もうちょっと飛べる気がする…」と文字が添えられている。本人だけは、自分の番号が振られた別サイズの大きさのシャツを注文でき、長く愛用している卒団生もいるという。

157番のシャツを受け取った大橋青空さん(12)は、「ゴールを決めたときにみんなで喜び合えたことが一番の思い出。頑張ってきてよかった」と話した。関口華恋さん(12)のシャツの番号は165番。「歴代の先輩がもらってきたシャツを自分ももらえてうれしい。中学校では県優勝、高校は麻生高校に進んでインターハイ出場を目指したい」と意気込んだ。

小貫男子監督は「Tシャツを贈られた子が成長して行方に戻り、ハンドボールを子どもたちに教えてほしい。一人でも多くのハンドボーラーを送り出せれば」と期待を込めて話した。(石川孝明)

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