2019年3月18日(月)

茨城県内 待機児童796人、依然多く 昨年10月、前年比6%減

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■環境整備追い付かず

保育所などに入所できない茨城県内の待機児童(2018年10月1日現在)は796人で、前年同期より54人減少したことが17日までに、県のまとめで明らかになった。過去5年で最多を記録した前年同期よりも約6%減少したものの、依然として800人近い待機児童がいる。育児サービスのニーズに環境整備が追い付かない現状だ。県子ども未来課は「引き続き保育所整備や保育人材確保に力を入れたい」としている。

同課によると、待機児童が生じたのは29市町村で、前年同期の26市町村より拡大。0〜2歳児が待機児童数の約96%を占めた。

待機児童数はつくば市が180人で最多。次いで牛久市90人、阿見町76人で、主に県南地域で保育士確保や保育所整備が入所希望の増加に追い付いていない。一方、水戸市は65人で4番目に多いものの、入園可能な保育所を保護者と相談の上で振り分ける調整窓口の設置や、保育所の新設により、前年同期比18人減だった。

県内の保育所や認定こども園の施設数は723カ所で前年同期より29カ所増加。利用児童数は前年同期比1333人増の5万8483人だった。

同課によると、待機児童の発生要因は育児サービスの需要が高まる半面、保育士の確保が困難なことなどが挙げられるという。一方、県や市町村は施設整備や人材確保に取り組んでおり、待機児童数は昨年4月1日時点で5年ぶりに減少に転じた。同課の担当者は「取り組みの成果が出始めているのでは」と述べた。

このほか、待機児童が多かったのは那珂市55人▽つくばみらい市53人▽龍ケ崎市46人▽取手市32人▽土浦市、古河市各29人▽常陸太田市20人▽日立市、稲敷市各18人-などだった。(成田愛)



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