2019年3月20日(水)

行方市、全国初 UDフォント一体導入 行政・教育、文書活用に

従来の書体とUDフォントの比較(行方市提供)
従来の書体とUDフォントの比較(行方市提供)

行方市は、市役所や学校などで使用する文書に、文字の形が分かりやすく、読み間違えにくいユニバーサルデザイン(UD)フォントの導入を始めた。同市は、2017年5月から、市報でUDフォントを導入。市民から好評だったことから、活用の幅を広げた。市によると、行政・教育分野一体でUDフォントを導入する試みは、全国初とみられるという。

UDフォントは、「誰にでも分かりやすく読みやすい」ことを目指して開発された書体で、高齢者や読み書き障害(ディスレクシア)の人たちにとっても比較的読みやすい文字とされる。今回はモリサワ(本社大阪市)が開発した明朝体、ゴシック体、欧文、記号など計43書体を市や学校などのパソコン約千台で使用できるようになり、市の文書などは一部の例外を除き、基本的にUDフォントで作成されることになる。使用料は年間約60万円で、一部にふるさと納税を活用する方針。

市は今後、UDフォント導入効果の実証実験と検証を行うほか、職員・教職員向け研修会を開催し、UDフォントを活用する意義を浸透させる。担当者は「広報にUDフォントを導入した際、『読みやすくなった』という声を頂いた。行方は高齢化率が約35%。行政からの文書に対する問い合わせが減ったり、子どもたちの学習効率が向上したりすることに期待したい」と話した。



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