2019年3月25日(月)

一絃琴の文化継承を 奏者の大須賀さん弾き語りと講演

琴の演奏を披露しながら、幕末・明治の音楽について講演する大須賀佳緒里さん=水戸市南町
琴の演奏を披露しながら、幕末・明治の音楽について講演する大須賀佳緒里さん=水戸市南町

水戸市南町の茨城新聞みと・まち・情報館で24日、第19回この人に聞く「幕末・明治の音楽と水戸藩」が開かれ、琴奏者の大須賀佳緒里さんが琴の演奏や弾き語りを交えながら、講演した。

講演では、幕末の王政復古の象徴として烈士らが演奏していた、1本の絃(げん)だけが張られている「一絃琴(いちげんきん)」を取り上げた。大須賀さんは一絃琴が水戸藩に伝わった背景や、幕末以降に衰退していった理由を曲の演奏を交えて説明。その上で、「先人たちが残した水戸の伝統文化を次世代に紡いでいくために、一絃琴の文化を再興していきたい」と力強く話した。

また、水戸藩士が書き残した幕末から明治時代を背景とした曲目を弾き語りながら、曲や歌詞に込められた歴史的背景を分かりやすく解説した。大須賀さんは「日本の由緒ある伝統として継承された曲を、歌詞にも注目して聞いてほしい。きっと先人が残したメッセージをくみ取ることができるはずだ」と呼び掛けた。 (海老沢裕太郎)

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