2019年3月27日(水)

観光の「足」配置 筑西市、電動自転車20台

中心街5カ所 4月から実証実験

下館駅北口に面したスピカビルの南側に整備された電動自転車のサイクルスタンド=筑西市丙
下館駅北口に面したスピカビルの南側に整備された電動自転車のサイクルスタンド=筑西市丙

筑西市は、下館駅北口前など5カ所に整備したサイクルステーションに電動自転車20台を配置し、4月1日から、車両を一般に供用し「コミュニティサイクル」実証実験運行を開始する。市内のしもだて美術館や板谷波山記念館などを訪れる観光客に対し、さらに活発に動き回れる「足」を提供することで、中心市街地の活性化を探る狙いがある。実験期間は2022年3月末までの3年間。

サイクルステーションが整備されるのは、▽下館駅北口(ちっくんステーション内)▽筑西市役所▽中央図書館▽しもだて地域交流センター「アルテリオ」▽板谷波山記念館-の計5カ所。さらに今夏オープン予定の「道の駅グランテラス筑西」にも設置される。

利用料金は15分当たり60円で、上限は1000円(24時間)。電動自転車は24時間利用可能で、それぞれ衛星利用測位システム(GPS)を搭載。借りた車両はどのステーションでも返却できる。利用者の走行データは盗難の防止だけでなく、潜在的な観光資源の発掘や、利用ニーズの分析に役立てられる。

利用には、パソコンかタブレット端末、スマートフォンからの登録が必要。また無人でのシステム運用になるため、料金は現金支払いでなく、クレジットカードによる支払いか、携帯電話料金への上乗せの決済方法が必要になる。

運営は委託先のオープンストリート株式会社(東京都港区新橋)、車両メンテナンスは市シルバー人材センターが行う。車両とステーションは同社からのリースで、市は年間約400万円の費用を負担する。同システムは、栃木県小山市や埼玉県川越市、県内では土浦市の駅ビルなどでの導入実績がある。

公共交通を担当する筑西市企画課は「下館駅で列車を降りた人に、電動自転車を二次的交通手段として活用しもらいたい。より広い範囲で回遊していただければ。スマートフォンを持たない人にも、将来的に対応できるようにしたい」と話している。

問い合わせは同市企画課(電)0296(24)2197
(冨岡良一)



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