2019年3月29日(金)

教員採用試験 受験年齢の上限撤廃

県教委 小学校実技試験も廃止

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県教委は28日、2020年度の公立学校の教員採用試験で、受験年齢を現行の44歳以下から59歳以下に引き上げ、事実上、年齢制限を撤廃すると発表した。教員の志願倍率が年々低下傾向にある中、受験できる年齢層を広げ、優秀な人材の確保を狙う。

年齢制限の引き上げは、15年度に39歳以下から引き上げて以来5年ぶり。

県教委によると、19年度の小中高校と特別支援学校を合わせた志願倍率は3・21倍で、過去10年で最低を記録。県教委は年齢制限の撤廃で受験者数を増やすとともに、「幅広い年代から質の高い人材を確保したい」としている。

また、小学校の2次試験で、音楽と体育の実技試験を廃止し、面接重視の選考に変更する。理由について県教委は「実技は大学時点で教員として求める能力を既に身に付けていると考えられるため」とする。

多様な人材確保を狙いに、初めて2期募集を行う。全校種で秋以降、現職教諭や社会人、障害者、外国人教員らを対象に募集する予定。

そのほか、20年度以降の県立中高一貫校の増設を見据えた高校と中高一貫校の併願、小学校の志願者数を確保するために中学校との併願も実施する。

一方、20年度募集人員は計976人と、前年度と比べて119人の大幅増となった。理由について県教委は、教諭の採用を増やす一方、臨時講師を段階的に削減する方針を挙げる。

採用予定数は、小学校390人(前年度比60人増)▽中学校290人(同40人増)▽高校160人(同数)▽特別支援学校90人(同15人増)▽養護教諭37人(同9人増)▽栄養教諭5人(同4人減)▽実習助手4人(同1人減)。

出願期間は5月13〜24日(窓口は17日まで)。1次試験は7月14日で、2次試験は8月24、25日。実習助手の出願期間は7月16〜22日で、試験は9月15日に行う。



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