2019年4月3日(水)

JR水戸支社 輪行袋、持ち込み配慮 推奨車両、新たに運行

サイクリストに好評

輪行袋推奨のポスターを貼るJR東日本社員=土浦市有明町のJR土浦駅
輪行袋推奨のポスターを貼るJR東日本社員=土浦市有明町のJR土浦駅

分解した自転車を袋に入れて目的地まで持ち運ぶ「輪行」のサイクリスト向けにJR東日本が常磐線上野-土浦駅で3月から始めた推奨列車が好評だ。土浦駅は全長約180キロのサイクリングロード「つくば霞ケ浦りんりんロード」の拠点となっており、JR東日本水戸支社の担当者は「日本一のサイクリングロードを目指す県に少しでも協力できれば」と意気込む。

推奨の対象となる列車は、毎週土日曜、祝日に上野駅を発車する下り普通列車3本で、午前7時19分発土浦行き、同8時2分、25分発勝田行き。1〜3号車を輪行袋推奨車両としている。一般の乗客も乗車可能で、区間は土浦駅まで。

これまでも車両への輪行袋の持ち込みは可能だったが、大きな荷物を抱えて乗車するため、混雑時などは肩身の狭い思いをしていたという。同支社では気兼ねなくサイクリングを楽しんでもらおうと推奨列車を今回新たに設けた。

推奨列車が運行された3月30日、あいにくの悪天候だったが土浦駅は多くのサイクリストでにぎわっていた。都内から来た30代女性は「ロードバイクは重さが8〜10キロあるので推奨車両があると助かる」と笑顔を見せた。一緒に訪れた都内の30代女性は「上りの車両があると帰りも気兼ねなく帰れるのでは」と話していた。

土浦駅ビル「プレイアトレ」内の自転車拠点「りんりんスクエア土浦」にある自転車店、ル・サイク土浦店の店長、新井祥平さん(30)は「土浦に足を運んでくれる人が増えれば(土浦が)自転車の街だということを多くの人に知ってもらえるのでは」と期待を込める。

推奨列車について同支社はポスターや車内放送でPRしている。土浦駅からの上り列車について同支社の担当者は「現在の推奨列車以外の導入については利用者の声を聞き、検討していきたい」としている。(露久保翔)

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