2019年4月8日(月)

小5・6英語/中学道徳 茨城県内で教科化開始 読む・書く/生き方考える

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学習指導要領の改定に伴い、本年度から茨城県内で小学5、6年生の英語と中学校の道徳が教科化される。英語は「聞く・話す」が中心だったこれまでの授業から「読む・書く」を加えた4技能の習得を目指す授業に、道徳は議論を中心に生徒自ら生き方について考える授業にそれぞれ転換する。教科化に向け、県は、教員の指導力向上などに力を入れており、今後どのように現場の授業が変わっていくかに注目が集まる。

小学5、6年生では、これまで「外国語活動」(週1こま)を実施。文部科学省は学習指導要領の改定に伴い、2020年度から外国語活動を正式な教科に格上げする。県は全国導入に先駆け、1年前倒しして教科化を実施。評価については20年度の全国実施と足並みをそろえる予定だ。

これまでの外国語活動は英語に慣れることを目的に、児童が外国語指導助手(ALT)らと会話やクイズを通じて英語の「聞く・話す」に親しむ授業だった。

教科化された英語は、小学校段階で「聞く・話す・読む・書く」の4技能の習得を目指す。日常生活や友人などについて英語で書いたり読んだり、話したりできるようにする。5、6年生は英語の授業時間が週2こま、年間70こま(1こま45分)に増える。3、4年生は「聞く・話す」に親しむこれまでの外国語活動(週1こま)が実施される。

県は、教科化に向け、小学校教員の英語の指導力向上を図ろうと研修会を開いてきた。ALTが指導役となり教員に簡単な英語の会話や文章に慣れてもらったほか、中学校の英語の専門指導員が教員に英語の授業の進め方などを指導。県教委は「教科化に向けて教員が自信を持って指導できるよう研修を重ねてきた」と強調する。

中学校の道徳は本年度から全国一斉に教科化される。道徳は既に小学校で18年度に教科化されている。中学校では「特別の教科」として検定教科書と評価が導入され、年35時間の授業を実施する。生徒らが考え、議論した上で、人間としての生き方について価値観を深める授業になる。評価は国語や英語のような数値ではなく、教員が文章で評価する記述式になることが特徴。ほかの生徒と比べる相対評価ではなく、生徒個人の授業中の態度や発言内容を基に、個人の成長を図る。(成田愛)



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