2019年4月13日(土)

「つくば牡丹園」命名 新種シャクヤクに「令和」

5月開花 繊細かつ高貴「ぴったり」

「令和」と名付けられるシャクヤクについて説明する関浩一園長=つくば市若栗
「令和」と名付けられるシャクヤクについて説明する関浩一園長=つくば市若栗

つくば市若栗のつくば牡丹園が、新元号にあやかり、栽培してきて名前がなかった新品種のシャクヤクを「令和」と命名することを決めた。花は5月10日前後に開花し、2週間ほど楽しめるという。同園は「美しい花なのでぜひ見てほしい」と話している。

この花は高さ70〜80センチ、直径20センチほどで、白に薄いピンクが混じった色合い。普通のシャクヤクの花びらが丸みを帯びているのが多いのに対し、八重咲きで細くとがっているのが特徴だ。

同園は約20年前から新種を作る交配や改良をしていたところ、この花が咲き、大事に育ててきた。一時は花を咲かせないこともあったが、最近3年は安定して咲いているという。

関浩一園長(58)は「新種は80株ほどを作っているが、この花を見たときは、美しさに『おっ』とうなった」と、花との最初の出合いを振り返る。花は「繊細かつ高貴な印象」で、新元号が令和に決まった際、この花にぴったりの名前だと感じ、命名した。

シャクヤクの栽培は難しく、1年間で種を500粒まいても数株しかお目当ての花に育たないという。新種のシャクヤクは来園者の人気もあり、品種登録も検討する。

関園長は「『厳しい寒さの後に春の訪れを告げる』という新元号の由来と重なる。この花を見て皆が幸せな気持ちになってくれれば」と期待を込めた。

同園は13日から5月26日まで開園している。(綿引正雄)

「令和」と命名される新品種のシャクヤク。写真は2年前に咲いたもの(同園提供)
「令和」と命名される新品種のシャクヤク。写真は2年前に咲いたもの(同園提供)


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