2019年4月16日(火)

土浦の花火 事故原因「複合的」 実行委報告 中止判断に新基準

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土浦市の桜川河川敷で昨年10月に開かれた「土浦全国花火競技大会」で、打ち上げ花火の一部が破裂し見物客がけがをした事故について、市などでつくる大会実行委員会は15日、事故原因は断定できず「風速、風向き、打ち上げ筒の傾きによる複合的なもの」とする最終報告を公表した。再発防止策として大会の中止を判断する新基準を示したほか、今年の大会で桟敷席を昨年の購入者に優先販売することも明らかにした。

実行委は事故原因について、(1)風速が毎秒14メートルあった(2)花火の導火線に不良があった(3)打ち上げ筒が11度以上傾いた-の3点が重なった可能性があるとした。打ち上げ前の検査では市や警察、消防が全ての筒に傾きがなかったことを確認していたが、事故後には確認していなかった。

再発防止策では、県が打ち上げの基準を定めた「煙火消費の手引き」を3月に改正したのに合わせ、市独自で中断、中止する「花火大会開催基準」を設けた。10分間の平均風速が毎秒10メートル超で中止・中断する。天候確認も民間の気象予報会社と契約し情報を収集。打ち上げ場所周辺にも風速計を設ける。

今年の花火大会は茨城国体と開催時期が重なることから10月26日に開かれる。 (綿引正雄)

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