2019年4月19日(金)

TX新型車両を導入 19年度事業計画 設備投資185億円

新型車両TX-3000系の車内イメージ
新型車両TX-3000系の車内イメージ

つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道(東京)がまとめた2019年度の事業計画によると、年度末にダイヤ改正を見込み、新型車両TX-3000系を導入するほか、混雑緩和策を重視し2駅のホーム延長など設備やサービスを充実する。設備投資として総額185億円を見込む。

新型車両は5編成を年度末までに順次入れて走行試験を行い、ダイヤ改正に向けた準備を進める。混雑緩和へ向け、朝のラッシュ時間帯のうち最も混雑する区間の運行本数を、22本から25本に増やす。

ホームが混雑している秋葉原、新御徒町の2駅で約40メートル延長する工事を始め、20年度に完成を目指す。

現行車両は車内の混雑時に乗降しやすいよう、向かい合う4人がけのボックスシートをなくしてロングシートに変更し、19年度中に全て完了する予定。

設備面では、待ち時間が長い一部の地上駅ホームに冷暖房のある待合室を新設する。18年度は研究学園駅で設置し、19年度も順次進めていく。

安全面では、車両ドアに荷物を挟んだまま列車が出発する危険に対応するため、新御徒町、南流山の2駅3ホームで検知範囲が広いホームドアセンサーを設ける。センサーは検知精度を検証する実証試験を経て、18年度に3駅で取り入れた。

20年東京五輪・パラリンピックを含め来日客向けに、車内表示を多言語にする機器に更新し、駅窓口でも携帯通訳機を全20駅に置く。

経営基盤の強化として、駅ナカや高架下で商業施設の開発を進めており、18年度は柏の葉キャンパス駅に飲食店の「かけだし横丁」、流山おおたかの森駅に商業施設「こかげテラス」を開業した。19年度はコンビニエンスストアの新設や、新たな商業施設も検討する。

TXの17年度の1日当たり旅客輸送人数は沿線開発の進展を背景に、前年度と比べ約1万6千人多い約37万人。同社は18〜20年度の中期経営計画で300億円の設備投資を見込んでいる。(綿引正雄)

TX研究学園駅に設置されたホーム待合室=つくば市研究学園
TX研究学園駅に設置されたホーム待合室=つくば市研究学園


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