2019年4月21日(日)

茨城県内統一地方選 3市町長選 最後の訴え 14市町村議選1町議補選 支持求め、政策熱弁

候補者の訴えに耳を傾ける市民=水戸市内(写真の一部を加工しています)
候補者の訴えに耳を傾ける市民=水戸市内(写真の一部を加工しています)

統一地方選後半戦は20日、県内で3市町長選と14市町村議選、1町議補選が選挙戦最終日を迎え、各候補者の最後の訴えが響いた。いずれも現新の一騎打ちとなった水戸、取手両市長選、五霞町長選は継続か刷新かを巡り舌戦を繰り広げた。

■水戸

水戸市内では、市長選で争う現新2人の候補者が市内を駆け巡った。子育て支援や市街地の活性化、防災対策などの政策を訴える声が、快晴に恵まれた県都の空に響き渡った。

無所属新人で弁護士の谷萩陽一氏(62)=共産推薦=は選挙カーで市内を広く巡ったほか、15カ所で遊説。午後には水戸駅前から泉町までの目抜き通りを歩き、表に顔を出した個人経営者や通行人たちに声を掛けながら支持を求めた。

35年間の弁護士経験を生かし、「弱者救済」の立場で臨んだ初の選挙。新市民会館の建設予定地前では「計画を白紙に戻す。市民や市職員の声を聞き、もっと便利な市民会館を整備すべき」などと訴えた。

無所属で現職の高橋靖氏(53)は午前9時、同市元石川町のゴルフ練習場前から遊説をスタート。応援に駆け付けた市議選候補者や県議らとともに、自らの集大成としての3選支援を呼び掛け、集まった支持者一人一人と握手を交わした。

子育て支援や公共事業に取り組んだ実績を強調し、「市民が安心できる社会インフラを届け、選ばれるまちをつくる。人口増や経済など好循環を生む持続可能なまちを3期目で実現する」と熱弁を振るった。

■取手

取手市内は、市長選に立候補した現新2人の選挙カーが各地を走り回った。スーパーの前などで支持を呼び掛ける候補者の声に、有権者らは足を止め、今後のまちづくりなどへの政策に耳を傾けた。

新人で経営コンサルタントの竹原大蔵氏(42)は市内を精力的に回り、各地で街頭演説。営業戦略部やまちづくり協議会の設置を約束し、「市民の命、存在を守る全ての責任を託してほしい。新しい時代に新しい取手市を一緒につくっていきましょう」と市政の転換を訴えた。

4選を目指す現職の藤井信吾氏(59)は、市街地や旧藤代町を回り、地域住民らと固い握手。街頭演説では実績を強調した上で、4期目の公約に掲げる桑原地区への都市型商業施設整備などへの意欲を話し、「取手の未来の土台づくりのために全力で働く」と、力強い口調で約束した。

■五霞

12年ぶりとなった五霞町長選最終日は、候補者同士の申し合わせにより午前と午後の各3時間までとされた街宣活動が解除され、町議選候補者とともに支持拡大を求める声が遅くまで町内に響き渡った。

無所属現職で4選を目指す染谷森雄氏(72)は、町内全域を遊説したほか4カ所で街頭演説。聴衆に対し、12年間の実績や水道事業の広域化など公約を伝えた上で「若くとも、政治に対する情熱がなければ町政のかじ取りはできない。皆さんの力で一票でも多く積み上げてほしい」と訴えた。

無所属新人で元町議会副議長の板橋英治氏(41)も町内をくまなく遊説。専門学生ら町内の若者たちも活動を支援した。2カ所の街頭演説では子育てや教育環境の改善や人口減少対策などの公約を掲げ、「町民が立ち上がった時に世代交代は起きる。あともう一押しが必要だ」と呼び掛けた。



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