2019年4月25日(木)

県内観光地 10連休、準備整う

開園時間調整、シャトルバス 混雑緩和へ

アクアワールド県大洗水族館のイルカショーを楽しむ人たち。昨年のゴールデンウイークも多くの家族連れでにぎわった=2018年5月3日午後、大洗町磯浜町
アクアワールド県大洗水族館のイルカショーを楽しむ人たち。昨年のゴールデンウイークも多くの家族連れでにぎわった=2018年5月3日午後、大洗町磯浜町

天皇の代替わりに伴い、ゴールデンウイーク(GW)が4月27日〜5月6日までの10連休になる。超大型連休を目前に控え、県内の観光地は、遠方からの多くの人出でにぎわうことが予想されることから、混雑や渋滞緩和に向け、受け入れ態勢に万全を期す。一方で、宿泊施設の中には従業員の休日確保にGW前後を休館とする動きもある。

国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)は23日、「みはらしの丘」のネモフィラが満開を迎えた。同園によると、5月10日ごろまで楽しめるという。同じく見頃がGWと重なった2017年、期間中の来園者は過去最多の58万人を記録した。同園担当者は「同じくらい来たとしても大丈夫なよう準備している」。

同園によると、期間中は利用時間の分散を狙い、通常より2時間早い午前7時半に開園。公共交通機関と連携し、JR勝田駅からの直行便やひたちなか海浜鉄道阿字ケ浦駅からの無料シャトルバスを運行する。

ネモフィラは近年、絶景スポットとして会員制交流サイト(SNS)などで紹介され、外国人客が増加。今春には、ホームページに日中韓英タイの5カ国語に新たにベトナム語を加え、外国人客の対応に充実を図った。今月JR勝田駅に開設された観光案内所では、外国語を話せるスタッフが公園への行き方などを案内する。

「笠間の陶炎祭(ひまつり)」は、4月29日〜5月5日まで笠間芸術の森公園(笠間市笠間)で開かれる。昨年は約54万人が来場。主催する笠間焼協同組合によると、初日は会場周辺の道路が混雑し、臨時駐車場からのシャトルバスが「動かない状態になった」(同組合)。今年は各駐車場の警備員を増員し、空きのある駐車場へ誘導するほか、シャトルバスも増便する。同組合は「今年は万全にしたい」としている。

アクアワールド県大洗水族館(大洗町磯浜町)は、期間中の来場者数を、昨年より1割多い約9万人と見込む。事前に購入すれば窓口や券売機を通さずに入場できるウェブチケットの販売を4月から開始。28日から5月6日まで仮設の券売場を設置して、入場時の混雑緩和を図る。5月3〜5日は茨城港大洗港区に臨時駐車場を設け、無料シャトルバスを走らせる。

つくば市筑波の旅館「筑波山江戸屋」は、新緑の筑波山でハイキングを楽しむ家族連れなどの宿泊が多く、期間中は予約でほぼ満室。日帰り客が利用する昼食時の個室予約の受け入れを抑えながら、宿泊客の対応に力を注ぐ。一方で従業員の休日確保にも取り組む。ここ数年は、施設の保全を兼ねてGW前後に休館日を設けている。今年は4月25日、5月6〜8日が休館になる。(長洲光司)



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