2019年4月26日(金)

新元号、高まる祝福ムード 熱帯びる「令和」商戦

菓子や日本酒、風船も

好評を得て、根本製菓が製造販売している「令和せんべい」=筑西市外塚
好評を得て、根本製菓が製造販売している「令和せんべい」=筑西市外塚

新元号「令和」にあやかる商品が、県内で続々と発売されている。元号を印字した菓子やせんべい、ラベルを貼った日本酒などで、特別感を演出した商品が並ぶ。新天皇即位と改元を目前に控えて祝福ムードが高まる中、「令和」商戦は熱を帯びそうだ。

■売れ行き好調

水戸市堀町の菓子店「菓匠にいつま」は10日から、令和の焼き印を入れた「どらやき」(216円)と、特注の包装紙で包んだアズキ入り生クリームの「ロールケーキ」(1030円)、皮に文字をかたどった「もなか」(162円)の3商品を販売。市内の菓子販売イベントでも並べた。同店は「どらやきは1日に数百個。売れ行きがいい」と喜ぶ。新妻則夫社長(50)は「改元は国を挙げてのお祝い。お菓子で祝福ムードを盛り上げたい」と力を込める。

筑西市外塚の老舗せんべい店の根本製菓は「令和せんべい」を販売。当初は改元記念サービス品として無料でプレゼントしていたが、反響が大きく新元号発表から1週間後に商品化した。根本雅章社長(54)は「令和という新時代に期待を込めて頑張りたい」と話す。販売枚数は1日約400枚。同社によると、期間限定商品になりそうで、1枚80円。

■老舗酒蔵も

老舗酒蔵からは令和をあしらったラベルの日本酒が登場。水戸市元吉田町の明利酒類(加藤高蔵社長)は、19日から1200本限定の「大丈夫純米吟醸 令和ラベル」(720ミリリットル入り、1404円)を販売。同社の純米吟醸に本県出身の書家、吉澤鐵之氏によるラベルを施した。同社は「令和でも私たち酒蔵が愛されるよう願いを込めた」。

同市本町の吉久保酒造も13日から「一品特別純米酒 令和」を販売。720ミリリットル入り(1350円)と1800ミリリットル入り(2700円)の2種類。原料に県産米を使った。吉久保博之社長は「新元号が始まるお祝いに、ぜひ国酒で乾杯して」とアピールする。

■店頭で展示

同市泉町のバルーン専門店「パパメイアン」は「令和」の文字を入れた風船ディスプレーを店頭に展示している。縦書きにこだわり、サクラやピンクの風船を使って春を感じさせるデザインにした。販売するつもりはなかったが、市内の老人介護施設から注文が入り、500円を追加すれば風船に令和の文字を入れるサービスを実施。佐々木美季社長(36)は「店の前で足を止め、笑顔になってくれる人も多い。令和が幸せな時代になるとうれしい」と話した。 (磯前有花、冨岡良一)



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