2019年5月16日(木)

水戸市立図書館、絶版書籍のデジタル化 HPで閲覧可

ホームページで閲覧できる「水戸の町名」
ホームページで閲覧できる「水戸の町名」

絶版した書籍など貴重な資料をホームページで閲覧できるよう、水戸市立図書館がデジタル化を進めている。これまで提供してきた偕楽園の解説書や古地図に加え、3月には市内旧町名の解説書も新たに加えた。担当者は「手に入らない資料を誰でも気軽に利用できるような態勢を整えたい」としている。

デジタル資料としてホームページで提供しているのは「常磐公園攬勝図誌(らんしょうずし)」「地図で見る明治〜昭和初期の水戸市の変遷」「水戸の町名」の3種類。いずれも、歴史的な資料で、既に絶版となり購入できない資料だ。

サービスは2016年度から指定管理者となっている図書館流通センター(東京)によるデジタルアーカイブシステムを活用。市立図書館のホームページから簡単に閲覧できる。

新たにデジタル化したのは、市内の旧町名を解説した「水戸市の町名」。1982年発行され、既に絶版となっている。「東町(あずまちょう)」や「楓小路(かえでのこうじ)」など、各旧町名の解説文や図解をテキスト化し、検索も可能としたほか、市内約110カ所に設置されている「旧町名の標示柱」を地図上で表示するとともに周辺写真も掲載している。

このほか、昨年3月から公開している明治期に作成された常磐公園攬勝図誌は、画面上で操作すれば、計110ページに及ぶ各ページの文字を現代文字に翻訳する機能も持たせた。また、古地図は明治から昭和期に作成された計13枚をデータ化して提供。市内同一地点を時代ごとに比較できる工夫も凝らしたため、各地区の変遷をたどることができる。

市立東部図書館の吉田浩和館長は「単なるデジタル資料の提供にとどまらない工夫をしている。今後も閲覧できる資料を増やしていきたい」と話している。

水戸市立図書館ホームページhttps://www.library-mito.Jp
(前島智仁)



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