2019年5月18日(土)

参院茨城選挙区 立民が独自候補擁立へ

33歳元経産官僚 野党統一、不透明に

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立憲民主党が夏の参院選茨城選挙区(改選数2)に、新人で鉾田市出身の元経済産業省官僚、小沼巧氏(33)を独自に擁立する方針を固めたことが17日、関係者への取材で分かった。立民県連は国民民主党県連や連合茨城と統一候補の擁立を目指したが、枝野幸男代表ら党本部は「原発ゼロ」を掲げる原発政策で歩み寄りに応じず、単独擁立にかじを切った格好だ。国民県連は「(立民)党本部の一方的な押し付けは大変遺憾」と反発しており、茨城選挙区での野党統一候補の実現は不透明な情勢となった。

関係者によると、茨城選挙区に同党公認で出馬の意向を示していた藤田幸久参院議員(69)は比例区での擁立も含め調整する見通し。

小沼氏は清真学園高、早大を卒業後、キャリア官僚として経産省に入省。現在は民間コンサルティング会社に勤めている。

擁立作業は、藤田氏の国民から立民への移籍問題が収束した3月から本格化。立民県連の難波奨二代表は野党の分裂を避けるため、国民県連と連合茨城に統一候補の擁立を呼び掛けた。

立民は党本部主導で小沼氏を軸に調整を進めたが、4月ごろから県連内から難色を示す声が噴出。県連は今月8日、小沼氏とは別の候補者でいったんは意見がまとまり、党本部に報告した。関係者によると、国民県連や連合茨城も大筋で合意し、協議は最終段階だったという。

しかし、立民関係者によると、県連が決定した候補者に党本部は納得せず、執行部主導で小沼氏擁立の方針を固めた。

同選挙区には、再選を目指す自民党現職の上月良祐氏(56)、共産党新人で元県議の大内久美子氏(69)、無所属新人で前那珂市長の海野徹氏(69)が出馬表明している。(高岡健作)



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