2019年5月21日(火)
千姫さまにうっとり 常総でまつり
- 沿道の市民に手を振る千姫さま=常総市水海道宝町
徳川家康の孫娘、千姫ゆかりの常総市で19日、「常総千姫まつり」が開かれた。最大の見せ物である時代行列では、華やかな着物を着た「千姫さま」がお供を連れて商店街を回遊し、集まった市民に笑顔を振りまいた。
まつりは市観光物産協会などの主催で、今年で19回目。千姫役は市の観光大使3人が務め、朱色に塗られた車に乗車。その前後を侍女や女武者、少女なぎなた隊の約40人がお供し、まつり会場である同市水海道宝町の商店街約200メートル間を往復した。
沿道には大勢の市民が集まり、千姫さまを見てうっとりとした様子。都内から見物に来た会社員の男性は、「ほとんどが女性という時代行列は珍しいと思う。末永く続けてもらいたい」と話した。(今橋憲正)