2019年5月28日(火)

結城 工場敷地にカルガモの巣 ひな誕生へ社員ら見守る

カルガモを見守る斎藤〓(日のしたに立)社長と警備員の大島昌司さん=結城市新矢畑
カルガモを見守る斎藤〓(日のしたに立)社長と警備員の大島昌司さん=結城市新矢畑

結城市新矢畑の工作機械部品製造加工「東晃」(斎藤〓(日のしたに立)社長)敷地内に、1羽のカルガモが巣を作り、卵を温めている。社員らはわが子のように、ひなの誕生を温かく見守っている。

巣は、芝生や木が植えられている同社敷地のユズの木の下に作られた。カルガモは、自らの羽で丁寧に作った巣の上で、日夜、卵を育てている。警備員の大島昌司さん(66)が巣を見つけ、9日に4個の卵を産んだのを確認した。その後、卵は増え、今は計11個になった。

同社は、結城第一工業団地の一角。近くに水辺があるわけでもなく、社員らは「なぜ、うちに?」と首をかしげるが、斎藤社長を筆頭に巣立ちまで見守る考えだ。カルガモが安心して抱卵できるように、限られた社員にだけ伝えた。

カルガモは当初は昼間に卵を温め、夜に巣を離れ餌を食べているようだった。今は巣の近くに餌を置いたところ、巣を離れず抱卵に専念しているという。

周囲で外敵のカラスを見掛けることもあり、心配は尽きない。同社の小林良則庶務部長は「初めての経験だが、わが子のように育てている。わが社の“最重要管理課目”」とほほ笑む。

専門機関に問い合わせるなどして生態も調べた。ひなの誕生は今月末ごろ。斎藤社長は「無事に卵がかえることを願っている。ひなが生まれるまで保護し、野生なので、できれば元気に自然に戻ってくれたら」と話している。(平野有紀)

卵を温めるカルガモ
卵を温めるカルガモ


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