2019年6月3日(月)

北茨城市長に豊田氏 新人退け6選果たす

通算6回目の当選を祝い、万歳する豊田稔氏(中央)=2日午後9時40分、北茨城市磯原町
通算6回目の当選を祝い、万歳する豊田稔氏(中央)=2日午後9時40分、北茨城市磯原町

任期満了に伴う北茨城市長選は2日、市内33カ所で投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の豊田稔氏(74)が、無所属で新人の米穀肥料店経営、松本健一郎氏(64)を退け、通算6回目の当選を果たした。長きにわたる市長経験と、それに裏打ちされた実績に支持が集まった。当日有権者数は3万7114人で、投票率は53・04%(前回56・35%)だった。

長期政権となる現市政の継続か刷新かで舌戦が繰り広げられた。豊田氏は自民党北茨城支部や最終的に600を超える団体・企業の支持を獲得。強固な後援会組織を背景に盤石の態勢を整えて臨み、多選批判などをかわした。

豊田氏は東日本大震災の復興事業をほぼ完了させ、住民に必要な公共施設を次々と建設してきた実績を強調。北茨城、高萩2市による新ごみ処理施設の整備など現在進行中の重要施策を訴え、票を固めた。

午後9時40分ごろ、当選確実の一報が入ると同市磯原町の選挙事務所は歓声と拍手に包まれた。豊田氏は「後援会の皆さんが一致協力して選挙戦に突入してくれたから勝てた」と喜びを語り、「また4年間、お約束したことをしっかりと仕事でお示ししたい」と力を込めた。

同市長選に5回目の挑戦となる松本氏は、ハードよりもソフトを重視した市政への転換を訴えたが、あと一歩及ばなかった。

【豊田稔(とよだみのる)氏の略歴】
県漁港協会長、市社会福祉協議会長。五浦サンマッシュ生産組合理事。当選6回。元市議当選2回。日本大中退。関本町

【北茨城市長選開票結果(選管最終)】
当10,486  豊田稔   74 無現
‐  8,941 松本健一郎 64 無新



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