2019年6月7日(金)

マスターズ水泳「リラひたち」会員4人 平均年齢80歳、日本新を更新 「仲間いたからこそ」

競泳400メートルメドレーリレーとフリーリレーで新記録を更新した伊藤剛さん、坪井孝さん、野上役二郎さん、滝本隆博さん(左から)=ひたちなか市堀口
競泳400メートルメドレーリレーとフリーリレーで新記録を更新した伊藤剛さん、坪井孝さん、野上役二郎さん、滝本隆博さん(左から)=ひたちなか市堀口

■400メートルリレー2種目

ひたちなか市堀口のフィットネスクラブ「リラひたち」の会員4人が、5月19日に神奈川県で開かれた日本マスターズ水泳短水路大会の400メートルリレーのメドレーとフリーの2種目で日本新記録を更新した。同クラブ所属の会員は2017年に初めて同2種目で日本新記録を樹立。平均年齢80歳の4人は「仲間がいたからこそ」と口をそろえた。

マスターズ水泳は個人や団体、泳法、距離などで種目が分かれており、年代別に順位を争う。同クラブの競泳チームは合計年齢が320〜359歳の部門で400メートルメドレーリレーと同フリーリレーの2種目に出場。いずれも日本新記録で優勝を果たした。

新記録を出したのは、同市の坪井孝さん(83)、滝本隆博さん(78)、伊藤剛さん(77)、那珂市の野上役二郎さん(82)。坪井さんと野上さんは17年に引き続き2冠を達成した。メドレーリレーは6分53秒99で前回よりも9秒57、フリーリレーは5分51秒61で前回よりも13秒88タイムが上がった。

4人は約3カ月前に大会に出ることを決め、1カ月前から本格的に練習を開始。合同の強化練習で毎日約1キロの距離を泳いだ。伊藤さんは「練習すればするほどタイムが遅くなっていった」と決して順調ではなかったことを打ち明けた。大会前3日間は十分に休養し、当日に備えた。

「練習と本番ではタイムが大きく違って驚いた」(滝本さん)、「連続して更新できるとは思わなかった」(坪井さん)。大会での結果は4人に大きな驚きと喜びをもたらした。伊藤さんは「チームに恵まれていたことはもちろん、温かい気持ちで応援してくれた仲間がいたからこそ」と感謝した。

4人は60歳を過ぎてから本格的に水泳を始めたにもかかわらず、同年代の選手の中でトップの成績を誇る。リラひたちにはマスターズ水泳のためのメニューが用意されているほか、選手は自主的にグループを組織し、練習計画を立てている。

今後について、4人のマネジメントをする谷口政功(まさのり)同クラブ支配人は「同部門でのフリーリレー世界記録まであと3秒44。世界新も決して夢ではない」と話す。野上さんは「目標があると気を引き締めて取り組むことができる」と話し、滝本さんは「泳げるうちに泳いでおきたい」と笑みをこぼした。(佐藤珠貴)



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