2019年6月11日(火)

阿字ケ浦駅舎に引っ越し 湊線鉄道ファン交流拠点

沿線活性化に期待 ひたちなか

駅事務室を借りた交流スペースに集まる「三鉄ものがたり実行委員会」メンバー=ひたちなか市阿字ケ浦町
駅事務室を借りた交流スペースに集まる「三鉄ものがたり実行委員会」メンバー=ひたちなか市阿字ケ浦町

ひたちなか海浜鉄道湊線沿いのひたちなか市那珂湊地区にあった鉄道ファンの交流スペースが終点の阿字ケ浦駅舎に引っ越した。同駅から延びる延伸構想があり、現地には貴重な引退車両も保存されていることから、新たな地域活性化の拠点を目指す。


湊線を生かしたまちづくりに取り組む「三鉄ものがたり実行委員会」は2015年11月に、那珂湊本町通り商店街の空き店舗を借りて活動拠点にした。開所する週末には県内外の鉄道ファンが集まり、鉄道模型「Nゲージ」を走らせたり、トークイベントなどを行ったりして、まるで“秘密基地”のようだった。

鉄道側の協力もあって4月下旬、湊線の終着駅である阿字ケ浦駅の事務室に引っ越した。これまで同様に土曜日を中心に開く。実行委によると、全国でも地域おこしの一環で、同駅のような無人駅をコミュニティーFM局や休憩所などとして利活用しているという。

同駅では、実行委が計画する「鉄道神社プロジェクト」のご神体として祭る、日本最古の現役気動車だった「キハ222」が保存されている。名車を目的に訪れる鉄道ファンもおり、実行委は「基地に立ち寄りやすくなる」とアクセスの良さをアピールする。

実行委メンバーで川崎市から来る小林一茂さん(38)は「駅直結の目立つ場所なので、三鉄も活性化できる」と期待する。

阿字ケ浦地区では「ほし芋神社構想」や海岸イベントも始動し、盛り上がりを見せている。実行委代表の佐藤久彰さん(50)は「阿字ケ浦が元気になっている中、三鉄も連携したい」と話す。 (斉藤明成)



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