2019年6月13日(木)

太田一高 努力の大切さ伝える 卒業生、後輩にエール

母校で講演する卒業生=常陸太田市栄町
母校で講演する卒業生=常陸太田市栄町

県立太田一高(森田一洋校長、生徒664人)は8日、常陸太田市栄町の同校内で、各分野で活躍する同校卒業25周年を迎えた先輩を迎えて講演会を開いた。卒業生たちは人生の岐路に立ったときの決断や選択、社会生活の中で学んだこと、夢をかなえるための努力の大切さなどを後輩たちに伝えた。

「卒業生によるHR講演会」は1、2年生が対象で、社会や企業の中堅として活躍する卒業生の講話を通して職業観や勤労観を育み、進路の意識と学習意欲の高揚を図ろうという企画。建設関係や商事会社、研究施設などで働く6人が講師を務め、高校生活や大学の選択理由、社会人としての苦労や喜びなどを語った。

在シンガポール日本国大使館に勤める防衛駐在官は、防衛省から外務省に出向した海上自衛官。「歴史学者になりたかったが、自分が生きる時代を知るために中央官庁の公務員を選んだ」と明かし、「目標を達成するための道は一つではなく、違う選択をしても元の目標にたどり着くことができる。でも目標がなければ出発できない」と目標を持って努力し続ける大切さを説いた。

1年の高木美緒さん(16)は「海上自衛官で苦手な水泳を克服した様子が印象に残った。将来の目標などはまだ決まっていないので、まず目の前のことにしっかり取り組んでいきたい」と話した。

営業職の卒業生は「高校時代に数学と英語をもっとやっておけばよかった」と反省し、「今やれることを一生懸命に取り組んでほしい」とエール。化学メーカーの研究者は大学時代から旅行や仕事で30カ国以上を訪ねている。「日本とまったく違う文化の体感は驚きの連続だった。いろんな視野でいろんなものを見てほしい」と呼び掛けた。

2年の竹内菜々さん(17)は「高校生の立場で卒業生の先輩から話が聞ける機会は貴重。得られた知識を今後に生かしたい」と話した。(飯田勉)



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