大洗、移住後押し 元ガルパン宣伝担当 広岡さんが起業
■特産品販売サイト準備 共用オフィス開業
地域活性化を図ろうと、大洗町を舞台にしたアニメ・ガールズ&パンツァー(ガルパン)の元宣伝プロデューサー、広岡祐次さん(38)が同町で起業した。移住者などの需要を見込んだコワーキングスペース(共用オフィス)を開業したり、町の特産品などを販売するポータルサイトを開発したりする。広岡さんは「地域で頑張る多くの人に接してきた。この町を新たな糧として、盛り上げる仕事をしたい」と話している。
広岡さんは川崎市在住。バンダイビジュアル(現バンダイナムコアーツ)に勤務し、2012年からテレビ放送を開始したガルパンでは、立ち上げ時から宣伝プロデューサーを務めてきた。同町で開催されるイベントなどに関わる中で町の魅力を知り、退社して19年3月に、コワーキングスペースを拠点とした事業運営を行う「ハイド&ルーク」を設立。ともに起業した利満久師さん(38)は、東京から同町に移住、同社ディレクターを務める。
13日には、同町港中央の大洗シーサイドステーション2階に同町初のコワーキングスペース「ARISE CO-WORKING」をプレオープンする。カウンター席のほか、10人が座れる会議室もある。起業や移住を考える人のコミュニティーを形成し、後押しする情報を得られる場にしたいという。このほか、今秋からの運用を目標に、ポータルサイトの開発にも取り組む。町の特産品などを販売するほか、地元商店街と連携した新商品開発などを行う。
起業に協力してきたOaraiクリエイティブマネジメント(同町)の常盤良彦社長は「協働しながら新しいものをつくり上げ、頑張っていきたい」、大洗観光協会長を務める肴屋本店(同町)の大里明代表は「町に足りないことに取り組んでくれると期待している」と激励した。
起業に向けた情報提供などで支援してきた、同町まちづくり推進課は「行政と民間で協力しながら、移住や創業を応援したい」としている。
広岡さんは「大洗町に恩返ししたい。移住希望者のシンボルにもなれれば」と意気込んだ。(磯前有花)
地域活性化を図ろうと、大洗町を舞台にしたアニメ・ガールズ&パンツァー(ガルパン)の元宣伝プロデューサー、広岡祐次さん(38)が同町で起業した。移住者などの需要を見込んだコワーキングスペース(共用オフィス)を開業したり、町の特産品などを販売するポータルサイトを開発したりする。広岡さんは「地域で頑張る多くの人に接してきた。この町を新たな糧として、盛り上げる仕事をしたい」と話している。
広岡さんは川崎市在住。バンダイビジュアル(現バンダイナムコアーツ)に勤務し、2012年からテレビ放送を開始したガルパンでは、立ち上げ時から宣伝プロデューサーを務めてきた。同町で開催されるイベントなどに関わる中で町の魅力を知り、退社して19年3月に、コワーキングスペースを拠点とした事業運営を行う「ハイド&ルーク」を設立。ともに起業した利満久師さん(38)は、東京から同町に移住、同社ディレクターを務める。
13日には、同町港中央の大洗シーサイドステーション2階に同町初のコワーキングスペース「ARISE CO-WORKING」をプレオープンする。カウンター席のほか、10人が座れる会議室もある。起業や移住を考える人のコミュニティーを形成し、後押しする情報を得られる場にしたいという。このほか、今秋からの運用を目標に、ポータルサイトの開発にも取り組む。町の特産品などを販売するほか、地元商店街と連携した新商品開発などを行う。
起業に協力してきたOaraiクリエイティブマネジメント(同町)の常盤良彦社長は「協働しながら新しいものをつくり上げ、頑張っていきたい」、大洗観光協会長を務める肴屋本店(同町)の大里明代表は「町に足りないことに取り組んでくれると期待している」と激励した。
起業に向けた情報提供などで支援してきた、同町まちづくり推進課は「行政と民間で協力しながら、移住や創業を応援したい」としている。
広岡さんは「大洗町に恩返ししたい。移住希望者のシンボルにもなれれば」と意気込んだ。(磯前有花)