2019年6月14日(金)

「茨城のゴールドコースト」盛り上げよう 鉾田・大竹海岸、売店組合がインスタ映え紹介

大竹海岸の活性化に取り組む「大竹売店組合」の水見明央組合長(左)たち=鉾田市大竹
大竹海岸の活性化に取り組む「大竹売店組合」の水見明央組合長(左)たち=鉾田市大竹

鉾田市大竹の大竹海岸鉾田海水浴場を盛り上げようと、海の家経営者らがつくる「大竹売店組合」が奮闘している。同海岸は例年、県内外から3万5000人超が訪れた人気の海水浴場だったが、天候不順や海離れなどの影響もあり、2017年から入れ込み客数が落ち込んでいる。同組合の水見明央組合長(37)は「まずは3万人に戻したい。市内の若者と連携し大竹海岸を盛り上げられれば」と意欲を見せる。

大竹海岸は「茨城のゴールドコースト」と呼ばれる遠浅の海岸が魅力。駐車場から数十メートルでビーチに出られる利便性の良さもある。しかし、コンビニ店の普及などを背景に海の家はここ十数年で閉店が相次ぎ、現在は3店舗に減少している。

県観光物産課がまとめた「県内公設海水浴場の入込客数」調査によると、同海水浴場の入れ込み客数は16年が3万5096人だった。しかし、天候不順が続いた17年は1万6912人と半減。18年は2万4878人とやや盛り返したものの、14年の3万6420人に遠く及ばない状況だ。沿岸にサメが出現し、一時的に遊泳禁止措置が執られた15年ですら3万978人と3万人の大台を超えていた。

こうした状況を打開しようと、水見組合長が運営する海の家「DAI-DAI」では、まちづくりイベントなどの企画・運営を手掛ける「ノーザンライツジャパン」(高橋一之代表)と連携し、昨年から音楽イベントを開催したり、護岸壁を活用した“インスタ映え”スポットを制作したりして誘客を本格化させている。

しかし、水見組合長、高橋代表ともに栃木県小山市出身ということもあり、鉾田市内の事業者との連携が進んでいないのが実情。今後は同市の特産物を生かした料理開発や市内の若手事業者と連携して各種イベントを開催して、海水浴客の増加につなげたい考えだ。

水見組合長は「大竹海岸を盛り上げ、鉾田市全体の活性化につなげられれば」としている。(大平賢二)



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