2019年6月28日(金)

モルタル遺体 長女に「セメントやるよ」 水戸地裁公判 遺棄も手伝わせる

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かすみがうら市のアパートで昨年、同居の夫(33)の首を絞めて殺害し、遺体をモルタルで固めて遺棄したとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた住所不定、無職、氏家美穂被告(45)の裁判員裁判第2回公判(寺沢真由美裁判長)が28日、水戸地裁であり、当時11歳の長女が殺害だけでなく遺体の遺棄も手伝わされたと証言していたことが明らかになった。

検察側は、被告が毛布などでくるんだ夫の昇さんの遺体を集草バッグに入れ、水で溶いたモルタルを5回程度に分け流し込んだと説明。モルタル詰めの遺体が遺棄されたクローゼットの周辺には、消臭剤やアロマオイル、2台の空気清浄機を置くなどして、遺体を管理していたという。

長女の供述調書によると、被告が遺体を遺棄する際、長女に「今日セメントやるよ」などと迫り、手伝わせた。

また被告が昨年3月にうその離婚届を提出する際にも、長女に何度も「昇」などの字を練習させた上、氏名欄に記入させた。

長女は検察側の調べに対し「ママが怒るから今まで誰にも言えなかったが、パパのことが好きだった。パパに会いたい」と話したという。(海老沢裕太郎)



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