2019年7月8日(月)

「ガルパン」まちおこし ファンへの恩返し原点 観光協会長が講演 大洗高

大洗のガルパンを使ったまちおこしについて講演する大里明大洗観光協会長=大洗町大貫町
大洗のガルパンを使ったまちおこしについて講演する大里明大洗観光協会長=大洗町大貫町

地域への関心を高めようと、大洗町大貫町の県立大洗高(猪瀬宝裕校長)で4日、大洗観光協会の大里明会長を招き、アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」を使った大洗のまちおこしについての講演会が開かれた。参加した1年生76人は、ガルパンがなぜまちおこしに結び付いたのかを学んだ。

大里さんによると、2012年に放送が始まった同アニメは戦車や町の描写の精巧さが40〜50代の男性をメインに引きつけ、深夜アニメでは異例の大ヒットを遂げた。放送開始後、同町でのアニメキャラクターのパネル設置などがきっかけとなり、ファンと地元の人との間で交流が生まれ、何度も町を訪れる人が増えていった。

大里さんは「ガルパンファンが大洗町のファンになっている」と話した。県外から毎週大洗町に通い、仲良くなったお店のお手伝いをする人もいる。町のイベントにも毎年多くのファンが訪れるようになり、11月の大洗あんこう祭には10万人以上が来場する。

大里さんは同町のガルパンの取り組みについて「まちおこしが目的ではなく、ファンへの恩返しという気持ちから生まれた」と強調し、「お客さまと同じ目線でおもてなしをするという商売の原点を、ファンから教わった」と話した。

講演会に参加した桜井武琉さん(15)は「ファンと地元の人がガルパンを通じて結び付いていることを知れた」と感想を述べた。ガルパンが好きという中村仁さん(15)は「町への愛着が深まった。いつか自分も大洗のために何かできれば」と話した。(佐藤珠貴)



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