2019年7月10日(水)

藤崎建設工業 愛猫家向け賃貸住宅

さまざまな工夫が施された猫共生型賃貸住宅「にゃんとハウス」=神栖市神栖
さまざまな工夫が施された猫共生型賃貸住宅「にゃんとハウス」=神栖市神栖

■キャットウオーク整備 「共生型」で快適生活

建築設計施工の藤崎建設工業(行方市新宮、藤崎政行社長)は、神栖市内に猫共生型賃貸住宅「にゃんとハウス」を完成させた。室内壁にステップ、天井付近には棚や梁(はり)を通した「キャットウオーク」などがあり、猫が自由に動ける環境を整備。愛猫と飼い主向けに、従来の「ペット可」物件とは一味違う快適な生活空間を提供したい考えだ。

ペット「共生型」賃貸住宅は、入居条件を緩和した「ペット可」物件とは異なり、壁や床に特別な素材が使用されたり、洗い場が設置されたりするなど、ペットと一緒に住むことを前提とした物件。高いペット人気を背景に、オーナーが他物件との違いを際立たせるため建築、リフォームするケースが近年目立っている。

今回新築された同ハウスは木造2階建てアパート。1LDK(専有面積36・64平方メートル)が8室あり、滑りにくく傷つきにくいクロスと床材を使用したほか、壁に「猫棚」と呼ばれるステップを複数設置。天井付近には長棚と梁を巡らせ、猫が自由に行き来できるようにした。

また、換気扇付きのトイレ置き場、猫が爪を立てても壊れにくい網戸(鍵付き)、猫が外を見るための小窓(2階のみ)などを設けた。洗面台には、猫の体を洗えるよう深めのシンクを採用した。

入居条件は、現在猫を飼育している人か3カ月以内に猫を飼育予定の人。猫3匹まで飼育可能。賃料は月額6万円から。

ペットフード協会が実施した「2018年全国犬猫飼育実態調査」によると、同年度の飼育頭数(推計)は、猫が964万9千頭、犬が890万3千頭で、17年に続いて猫が犬を逆転。猫人気が続く半面、猫を飼育したくても「集合住宅に住んでいて禁止されている」との回答が全体の約3割を占めるなど、十分な飼育環境が整備されていないのが実態という。

同社は、飼い主と猫に快適な空間を提供することで、居住者の生活の質向上に貢献したい考えで、藤崎社長は「(同ハウス入居で)愛猫との快適な生活を送ってほしい」と話した。(大平賢二)



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