2019年7月15日(月)

ニセ電話詐欺 スマホも注意 県内被害増加傾向

メーカー、対策で警告表示

「迷惑電話対策機能」が搭載されたスマートフォンでは、ブラックリスト内の番号から着信があると、警告が表示される
「迷惑電話対策機能」が搭載されたスマートフォンでは、ブラックリスト内の番号から着信があると、警告が表示される

県内で横行するニセ電話詐欺。家庭の固定電話にかかってくるというイメージがあるが、スマートフォンなど携帯電話への着信から被害に遭うケースが出始めた。県警は「知らない番号からの着信には応じないように」と注意を呼び掛けており、携帯電話メーカーの対策も進む。

6月、牛久市内の男性(30)のスマホに見知らぬ番号で着信があり、出ると男から「インターネットサイトを見た分の使用料が発生している」「本日中に使用料を支払え。支払わないと裁判になる」などと言われた。男性は指定された口座に現金を振り込み、49万6千円をだまし取られた。

県警は被害防止のため、家庭の固定電話にかかってきた着信は基本的に出ないよう注意を呼び掛けてきたが、最近は携帯にかかってくる電話で被害に遭うケースが出ているという。

県警ニセ電話詐欺対策室によると、昨年1年間に県内で発生したニセ電話詐欺290件のうち、5件がスマホへの着信からだった。同様の被害は今年、6月末時点ですでに6件発生している。

携帯電話メーカーもニセ電話詐欺対策に乗り出している。「迷惑電話対策機能」が搭載された機種がある。過去に詐欺などで悪用された電話番号をブラックリストとしてデータ化。リストは全国の県警などからの情報提供を基に随時更新される。

同機能が搭載されたスマホは、リスト内の番号から着信があると、「危険な着信の可能性があります」という警告が表示される。その番号に発信してしまった場合でも警告が表示され、利用者に危険を伝える仕組み。メーカー担当者は「詐欺被害に遭わないために、より安全な機器を所持してほしい」と話した。

県警捜査2課の担当者は、近年、スマホに切り替える高齢者が増えていることに注目。「知らない番号からの着信や不審なメッセージには応じないで」と注意を呼び掛けている。(海老沢裕太郎)



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