2019年7月17日(水)

参院選 県内終盤情勢 上月、小沼氏が安定

追う大内、海野氏

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21日投開票の第25回参院選で、茨城新聞社は14〜16日、県内有権者を対象に世論調査を実施し、独自の取材を加味して茨城選挙区(改選数2)の終盤情勢を探った。自民党現職の上月良祐氏(56)が序盤からの優勢を保ち、立憲民主党新人の小沼巧氏(33)も上月氏に次いで安定した戦いを繰り広げる。共産党新人の大内久美子氏(69)、日本維新の会新人の海野徹氏(70)は2議席目争いで小沼氏追い上げに必死だ。ただ、無党派層を中心に有権者の5割弱が誰に投票するか決めておらず、情勢が変わる可能性もある。

上月氏は自民県連と県議団の応援を得て選挙戦を優位に展開。自民支持層の6割を固め、推薦を受けた公明の5割弱に浸透する。無党派層からも1割弱の支持を集める。10代を除く全年代で大きく先行している。地域別では全県で安定した支持を得ており、中でも県央や県西が高い。

小沼氏は立民のほか、国民民主や連合茨城などから支援を受ける。立民支持層の6割強を固める一方、国民からは3割弱にとどまっている。「支持」を受ける社民からは約6割、無党派層の支持は1割を超え、最も高い。10代の4割弱の支持を集める。水戸市など県央の支持がやや高い。

大内氏は党幹部らが応援演説に来県。元首長らでつくる団体「県市民連合」からの推薦を得た。共産支持層の8割強を手堅く押さえ、維新から2割超の支持が流れる。ただ、無党派層への浸透が課題。年代別では70歳以上の支持が最も高い。地域別では県南で支持を伸ばしている。

海野氏は党本部から代表や共同代表が県内入りし、てこ入れに懸命。ただ、維新支持層が4割弱と固め切れず苦しい。国民の3割が流れているが、他党への浸透は小幅にとどまる。年代別では30代がやや高め。地元の那珂市を含む県北で1割弱の支持を集めるが、他では広がりに欠ける。

政治団体「NHKから国民を守る党」新人の田中健氏(53)は県内遊説をほとんどせず、独自の戦い。

終盤に入っても無党派層の7割が態度を決めかねており、投票率次第では選挙戦の行方を左右しそうだ。(黒崎哲夫)



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