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「国際列車」でおもてなし 関東鉄道竜ケ崎線 高校生、外国人と交流

国際交流列車で、駅員になりきり記念撮影する参加者=龍ケ崎市内
国際交流列車で、駅員になりきり記念撮影する参加者=龍ケ崎市内


関東鉄道(関鉄)は14日、龍ケ崎市内を走る竜ケ崎線で国際交流列車を特別運行した。地元高校生らが、近隣在住の外国人をゲームや名物のコロッケでもてなした。初めての試みで、全国的にも珍しい事例という。市地域公共交通活性化協議会(十文字義之会長)が主催し、市国際交流協会をはじめとする関係団体の協力で実現した。

特別列車は、竜ケ崎駅を始発に佐貫駅までの4.5キロ間を繰り返し往復した。列車内では、ご当地名物のコロッケが、パンと一緒に振る舞われた。けん玉を使ったバランスゲームのほか、制服を着用しての記念撮影もあった。関鉄をPRする「関鉄レールメイト」も浴衣姿で登場し、催しに花を添えた。

いずれもボランティアとして加わった県立竜ケ崎二高3年の椎名夏美さん(18)と岩渕晏李さん(17)は「外国人の文化に触れてみたかった。言葉は通じなくとも、おもてなしの気持ちは伝わったと思う」と実感を込めた。(鈴木剛史)

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