2019年7月20日(土)

参院選21日投票 茨城選挙区 自民・立民安定 3新人追う

無党派層、投票率も焦点

【AD】

第25回参院選は21日投票、即日開票される。6年半に及ぶ安倍晋三首相の政権運営に対する「中間評価」の選挙となる。茨城選挙区(改選数2)は現新5人が立候補した。世論調査では自民党現職と立憲民主党新人が安定した選挙戦を展開。自民と旧民進系が長年分け合ってきた“指定席”を奪おうと、残る3新人が追い掛ける。年金など社会保障をはじめ、消費増税、日本原子力発電(原電)東海第2原発再稼働問題などが争点となっている。無党派層の動向や投票率の行方も注目される。

茨城選挙区に立候補しているのは、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の田中健氏(53)、日本維新の会新人の海野徹氏(70)、立憲民主党新人の小沼巧氏(33)、共産党新人の大内久美子氏(69)、自民党現職の上月良祐氏(56)の5人。

主要候補4人は20日、いずれも県都・水戸市での遊説に重点を置いて、京成百貨店前などで演説する予定。

この日は今年から日程が切り離された「水戸黄門まつり」の花火大会が午後7時半から開かれるため、各陣営は花火の集客と混雑を意識しつつ「最後の訴え」に声を振り絞る。

海野氏は身を切る改革と東海第2再稼働反対を訴える。党本部から松井一郎代表や比例候補の鈴木宗男元衆院議員らが応援に駆け付けた。20日はひたちなか市を皮切りに水戸市に入り、京成百貨店前で演説。地元那珂市のスーパー前で遊説を終える。

小沼氏は「誰も置いてけぼりにしない」をスローガンに、地方重視の経済政策や東海第2再稼働反対を掲げる。最年少候補の若さを前面に、知名度アップへ街頭演説を重ね、7日には枝野幸男党代表が応援に訪れた。20日は出身地の鉾田市や水戸市内を回る予定。

大内氏は消費増税中止や東海第2再稼働反対、憲法改正阻止などを主張する。党本部の市田忠義副委員長が5日、水戸市内で街頭に立つなど支援を受けた。20日は水戸市内をくまなく回って同市東部で遊説を重ねた後、選挙事務所で締めくくる予定だ。

上月氏は安心の社会保障制度構築をはじめ、地域産業活性化、地方創生を訴える。党所属議員や推薦を受けた公明党関係者と連携し6年前を約4万票上回る60万票を目標に街頭演説を重ねる。20日は水戸市内を縦断し、中心街の京成百貨店前で最後の訴えに臨む。

田中氏は街頭演説などの活動をほとんど行わず、NHKの在り方に関する団体の主張を行っている。(黒崎哲夫)



次の記事:常磐道あおり傷害事件 取手署に移送

最近の記事

全国・世界のニュース

2019 年
 8 月 20 日 (火)

メニュー
投稿・読者参加
サービス