2019年7月30日(火)

鉾田・桜本区 30年ぶり山車新調 夏祭り、観光目玉に

鏡開きで山車の完成を祝う関係者=鉾田市鉾田
鏡開きで山車の完成を祝う関係者=鉾田市鉾田

鉾田市鉾田の桜本区で「鉾田の夏祭り(鉾神社御大礼祭)」に使う山車が30年ぶりに新調され、28日、関係者にお披露目された。先代の山車は1989年の製作。長年にわたって同区の顔として祭りの盛り上げに一役買ってきたが、近年は老朽化で修繕費用がかさんでいた。

新調した山車は幅2・5メートル、長さ約3メートル、高さ約4・8メートル、重さ約4トン。総ケヤキ造りで、最上部に源九郎義経の人形を配置した。総工費は約3千万円。

山車の製作に当たっては、同区の「桜本山車建造実行委員会」(飯塚剛委員長)が昨年1月から計画。町内外から製作費を募って、同年秋から製作を開始した。製作は「お祭りの高橋」(高橋秀輝代表、小美玉市)が請け負った。

完成記念式典は同市鉾田の駐車場で実施。飯塚委員長は「皆さんの並々ならぬ努力で完成の運びとなった」と感慨深そうな表情を浮かべ、「新調した山車の下、(まちの活性化に向けて)桜本が一丸となりたい」と意欲を見せた。

岸田一夫市長は「先人たちが守ってきたものを引き継いでいくのが私たちの役目。市としても、鉾田の夏祭りを観光の目玉にしていきたい」などと述べた。

鉾神社は、1576(天正4)年に創建。夏祭りは同神社の例祭として始まり、みこし1基と各町、区の山車9台が中心市街地を練り歩く。現在の形になったのは明治時代と伝えられ、鉾田の夏を盛り上げる風物詩として知られている。(大平賢二)



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