2019年7月31日(水)

通学路交差点に信号を 鉾田南小保護者ら要望

県警 安全点検検討へ

保護者が信号機設置を求めている鉾田南小近くの交差点=鉾田市烟田
保護者が信号機設置を求めている鉾田南小近くの交差点=鉾田市烟田

今年4月に開校した鉾田市立鉾田南小の保護者らが、同小近くの県道交差点に信号機設置を求めて要望を続けている。同小正門前の県道に信号機が設置されているものの、保護者らは「正門前だけでは不十分」と指摘。今春には、2631人分の署名簿とともに信号機設置を求める要望書を県警本部に提出した。

保護者が信号機設置を求めている交差点は、同小北東にある県道と市道の交差点。坂道の頂上付近にあるため、交差点から4方向に延びる道路のうち、三方が下り坂で、一部児童は、朝の通勤時間帯に信号機のない横断歩道を渡って通学している。

登校時の立哨に立つ保護者などによると、停止線のある市道側から交差点に進入する際、県道を走る車が見えにくいためか、停止線を越え、横断歩道上で止まる車両が少なくないという。

保護者たちは3月、岸田一夫市長にも、信号機のほか、標識や路面表示、減速帯、街灯の設置を要望。大津市で5月、右折車と直進車が衝突し、巻き添えで保育園児ら16人が死傷した事故を受け、交差点の角4カ所にガードレールの設置も求めたい考えだ。

保護者の1人で30代女性は「学校ができれば、(交差点に)信号機が当然できるものと思っていた」と落胆を隠さない。別の保護者女性は「(大津市の)事故が起きてから、毎日どきどきしている。事故が起きてからでは遅い」と早期の信号機設置を切望する。

県警交通規制課によると、同小開校前に実施した交通量調査では、交差点は信号機設置の基準に達しなかったものの、通学児童など歩行者の増加が見込まれる正門前は基準をクリアしたため信号機を設置したという。今後は、交差点付近の安全について、市や学校、保護者などとともに安全点検の実施を検討している。

一方、市はこれまでに、カーブのある市道沿いに減速を呼び掛ける看板、横断歩道脇には横断旗の収納箱を設置。市は「交通状況が変わっているので、(県警に)再度設置を検討してもらうよう要望を続けたい」(市危機管理室)としている。(大平賢二)



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