2019年8月11日(日)

水戸市 マンホールふた売ります!! 市章、梅 2デザイン 初の試み、1枚3000円

売却する市章デザインのマンホールふた
売却する市章デザインのマンホールふた

水戸市は今夏、経年劣化により不用となった鉄製マンホールふたを初めて売却する。他自治体の事例では売却数に対し20倍の申し込みがあるなど一部で高い人気を誇っていることから、市は「下水道に対する関心を高められたら」と期待を寄せている。市によると、マンホールふたの売却は県内で初の試みという。

売却するマンホールふたは昨年度まで、19〜35年ほど実際に使用していたもので、市章デザイン(1枚)、梅デザイン(9枚)の計10枚。いずれも鉄製で、直径60センチ、重さ40キロ。価格は1枚3千円(税込み)。同市若宮の市浄化センターで実物を確認することができる。

申し込みは、9月10〜25日まで市下水道管理課で受け付ける。同2日から市の公式ホームページで申込書を掲載する。購入は1人1枚までで、浄化センターに引き取りに来ることが条件。購入希望者が10人を上回った場合は抽選を行う。

近年は自治体による「マンホールカード」発行なども後押しし、マンホールの人気がじわりと高まりを見せている。浄化センターに展示するマンホールふたを目当てに、「拓本を取ったり、写真を撮りに訪れる方もいる」(同課)という。同課によると、新品のマンホールふたの価格は約4万円ほど。ただ、一般の消費者がマンホールふたを購入できる機会はないのが実情だ。

他自治体の売却事例では、前橋市が2017年に不用となったマンホールふた10枚の購入希望者を募集したところ、約20倍となる193人から申し込みがあった。今年1月には、福井市も10枚の売却数に対し191人が購入を希望。このため、同市下水管路課は「7月末から、第2弾の売却を実施している」という。

水戸市下水道管理課によると、市内では約3万4千カ所にマンホールふたを設置。このうち、毎年100枚ほどがさび、ゆがみ、腐食など経年劣化により処分されている。同課は「売却は今回が初の試み。申し込み状況を踏まえ、継続も視野に検討していきたい」としている。問い合わせは同課(電)029(232)9221
(前島智仁)

売却する梅デザインのマンホールふた
売却する梅デザインのマンホールふた


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