2019年8月13日(火)

日立の魅力、ドラマに 動画公開、名所を紹介

日立市のPR動画「ひたちいろ」のワンシーン(同市提供)
日立市のPR動画「ひたちいろ」のワンシーン(同市提供)

街の魅力発信に取り組む日立市の新たなPR動画が完成し、インターネットで公開されている。同市としては初めてのドラマ仕立ての動画で、主人公役は同市在住の大学生を起用。若者の定住促進を狙いに、市内の観光地などを紹介している。

新動画のタイトルは「ひたちいろ」。大学進学を機に、不安な気持ちを抱えて同市に引っ越してきた主人公がさまざまな出会いを通して、日立の良さに気付き、「ひたちいろ」に輝いていく様子を6分33秒の短編ドラマで描いている。

動画中にはJR日立駅やシーバーズカフェ、御岩神社、久慈浜海水浴場、かみね動物園、かみね公園頂上展望台、日立シビックセンター科学館、サクラ咲く平和通りなどが登場。なじみのない街に単身降り立った主人公の不安が漏れ出る「あーあ日立かー」のせりふで始まり、最後は親しみを込めた明るいトーンの「あーあ日立かー」で締めくくられる。

市はこれまで、街の魅力を全般的に紹介する「会いに行きたい日立」のほか、子育て支援やものづくりの街をアピールする動画を制作してきた。今回初めてドラマとした理由について、市シティプロモーション推進課は「感情移入しやすく、共感を得やすいと考えた」と説明する。

同市は若い世代の転出が目立ち、人口減少が続いている。大学進学や就職のタイミングで他市や首都圏に人口が流出するのを抑制し、どれだけ転入を増やせるかが大きな課題だ。

主人公・梨花役を務めたのは同市かみあい町、茨城大教育学部4年、渡辺莉菜さん(22)。同市を拠点に活動する劇団に所属しており、団長を通して声が掛かった。渡辺さんは「舞台と違って戸惑いもあったが、撮影は楽しかった。市民には当たり前の場所でも、外に向かって発信することの大切さを改めて感じた」と話した。

動画は市のプロモーション用ホームページ「ひたち風」などから動画サイトに入り、見ることができる。

市は今回のドラマ動画をPRするため、チラシ2万枚、うちわ1000個などを作製。チラシは市内公共施設や高校、大学、企業などで配布中で、うちわはイベントなどで配る予定だ。(川崎勉)



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