2019年8月15日(木)

水戸市 民間と千波公園整備 パークPFI 来年度に事業者選定

パークPFIの対象区域となるレイクサイドボウル跡地=水戸市千波町
パークPFIの対象区域となるレイクサイドボウル跡地=水戸市千波町

水戸市の千波湖周辺のにぎわい創出へ向け、同市はパークPFI(民間資金を活用した社会資本整備)による都市公園整備に乗り出す。市場調査を行った上で、千波公園の敷地内へニーズに見合った施設整備と運営事業を民間から公募し、市と共同で魅力向上を図っていく。県内におけるパークPFI導入は初めてで、市は2020年度の事業者選定を目指す。

パークPFIは、市などの自治体が管理する都市公園内に、公募で選定された民間事業者が飲食や物販、宿泊などの施設を整備運営するとともに、施設の収益を活用し周辺公園の整備や改修を一体的に行う制度。17年の都市公園法改正に伴い新たに設けられ、3月末現在で全国25カ所で事業が進められている。

市がパークPFIの対象とする公園は、レイクサイドボウル跡地▽消防学校跡地▽せせらぎ広場▽西の谷-の4区域を含めた千波公園で、千波湖を含めると面積は計74ヘクタールに及ぶ。20年度には事業者を選定し、早ければ21年度の施設開業を目指す。

市は8月から、公募を進めるための調査を開始。市場ニーズや実現可能性などを把握するため、28日まで事業者からの質問に応じるほか、現地見学会を開催する。

その後は9月19日まで、事業内容やスケジュール、投資金額、公園整備に関する方針などを盛り込んだ事業者の提案書を受け付ける。これを基に市は本年度、事業者公募に向けた指針作成に着手する方針。

市公園緑地課は「市の重要な観光拠点として憩いの空間を築き上げたい。そのために、多くの事業者から市場性や実現可能性、施設整備のアイデアを提案してもらえたら」と期待している。(前島智仁)



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