2019年8月16日(金)

涸沼水鳥センター 施設の在り方探る 住民らが意見交換 鉾田

「涸沼水鳥・湿地センター(仮称)」の在り方について意見を交わしたワークショップ=鉾田市箕輪
「涸沼水鳥・湿地センター(仮称)」の在り方について意見を交わしたワークショップ=鉾田市箕輪

環境省が涸沼湖畔に設置する「涸沼水鳥・湿地センター(仮称)」について、同省は7日、鉾田市箕輪のいこいの村涸沼で、住民や環境団体が意見を交わすワークショップを開いた。

同センターは、ラムサール条約湿地に登録された涸沼の保全や利活用を推進するため、来訪者への解説、水鳥や湿地の観察・研究、保全活動に取り組む拠点施設。同省が整備し、地元自治体が運営する。涸沼沿岸には、茨城町と鉾田市に設置される予定。同省は本年度、同センターに関する基本構想、基本計画の策定を進めている。

会合の冒頭、岸田一夫市長は「涸沼は、オオワシやオオセッカなど貴重な野鳥が生息している。ほかにも、ヒヌマイトトンボやニホンウナギ、ヤマトシジミなど数え上げればきりがないほど自然に恵まれている。皆さんには、忌(き)憚(たん)のない意見を交換してほしい」などとあいさつした。

ワークショップは非公開で開かれ、沿岸3市町の地域住民のほか、茨城生物の会、日本野鳥の会茨城県など自然保護団体など計30人余りが出席。4グループに分かれて意見を交わした。

同省関東地方環境事務所によると、議論では「涸沼の自然や歴史を伝える展示や解説者の配置を」「ヒヌマイトトンボや野鳥の観察などさまざまな体験ができる場に」「建物は県内材を使って、水鳥にとって自然なデザインにしてほしい」などの意見、要望が出されたという。

施設に関する議論は今回で終了し、今後は、施設を活用したソフト事業の方向性などについて意見を交わす予定。(大平賢二)



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