2019年8月18日(日)

鹿嶋の小学生、福島でキャンプ 自然の中で10泊 たくましさ育む

支援スタッフに見送られて笑顔で帰る子どもら=鹿嶋市津賀
支援スタッフに見送られて笑顔で帰る子どもら=鹿嶋市津賀

自然の中で体験を通して豊かな心やたくましさを育む、鹿嶋市のフロンティア・アドベンチャー事業が7月23日〜2日、福島県のキャンプ場で行われた。参加した市内の小5、6年生70人は10泊11日の自然生活を乗り越え日に焼けた笑顔で夏の思い出を持ち帰った。

子どもたちは親元を離れ、火おこしから食事作り、山登りなどに挑戦。協調性や日常生活の大切さを学んだ。同市津賀の大野まちづくりセンターで解団式に臨んだ子どもたちは、自信に満ちた表情で家族に思い出話をしていた。

今回で29回目の開催。参加者の親世代にも経験者がいる伝統行事。体験の中で子どもたちが多様な大人に囲まれるのも同事業の魅力。今回は高校生や市内の教職員、看護師など約150人が交代で子どもたちを世話した。

5年生の野田真歩さん(10)は「ちょっとしたことでもくじけなくなった。また参加したい」と笑顔。高校生ボランティアのまとめ役、鹿島高3年の寺門香花(17)さんは「人をまとめることに不安もあったけれど、周囲の助けで最後までやり切れた」と達成感をにじませた。

同事業は文部省の推奨により全国的に広がりを見せたが、長期滞在を支える予算や引率者確保などの問題から、実施する自治体は減少している。同市は子どもに必要な事業として継続してきたが、来年はオリンピックの開催もあり休止が決まっている。(松浦かえで)



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