2019年8月19日(月)

常陸太田・西小沢小 水害時に命を守る行動 児童ら宿泊防災体験会

段ボールハウス手作り

協力して宿泊用の段ボールハウスを作る児童たち=常陸太田市内田町
協力して宿泊用の段ボールハウスを作る児童たち=常陸太田市内田町

常陸太田市立西小沢小学校(阿部裕美校長、児童58人)の保護者でつくる「おやじの会」(五嶋忠範会長、会員28人)が10日、子どもたちが学校に泊まって防災について考える防災体験会を開いた。初日は同校体育館で災害発生に備えて身を守る準備行動や、自分たちが泊まる段ボールハウスをグループごとに手作りし、非常食のドライカレーなども作った。

体験会「さいがいにそなえよう!」は1泊2日で、宿泊は4年生以上で、3年生以下は日帰りの計30人が参加した。おやじの会会員が講師となって、水害を想定して命を守る行動などについて説明。6班に分かれた児童たちは、洪水ハザードマップで自宅と西小沢小の位置を確認。川があふれそうな大型台風の接近が予想されるときに、「安全な場所にたどり着く」行動の順番などを考えた。児童は「自分の家は2階まで水が来ることが分かった」「慌てず冷静な行動が大切」などと発表した。

段ボールハウス作りはグループ内で家の形や大きさなどを相談しながら寝る場所を中心に作っていった。段ボールカッターやガムテープを使って家の壁を作り、段ボールを組み立ててベッドなどを仕上げた。中にはテーブルや椅子、下駄箱などを作るグループもあった。

6年の冨永崇太さん(11)は「ベッドを立体的に丈夫に作るのが大変だった。災害発生時の行動の仕方などが勉強になった」と感想。鈴木かやのさん(12)は「ベッドは少し高めに、椅子は四角の段ボールを何枚も重ねた」と話し、2人は口をそろえて「皆と協力して作るのが何より楽しかった」と笑顔。

昨年9月に発足したばかりの同会による体験会は初めて。五嶋会長は「子どもたちは生き生きと活動していた。ものづくりの楽しさ、当たり前と思っている日常生活のありがたみを少しでも感じてもらえれば」と話した。(飯田勉)



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