2019年8月23日(金)

ゾウのうんちではがき かみね動物園 児童、楽しく生態学ぶ

ゾウのうんちを使ったはがき作りに挑戦する子どもたち=日立市宮田町
ゾウのうんちを使ったはがき作りに挑戦する子どもたち=日立市宮田町

ゾウの生態を楽しく学ぶイベント「ゾウのうんちではがきを作ろう」が21日、日立市宮田町のかみね動物園で開かれた。夏休み中の子どもたちが、同動物園の人気者「ミネコ」と「スズコ」のうんちを原料にしたはがき作りに挑戦した。

同イベントは、子どもたちに草食動物の生態などを理解してもらうのが狙い。

この日は小学生など12人が参加。ゾウの飼育を担当する木村聡志さんが、ゾウの食性について解説した後、ゾウ舎に入ってはがき作りに使用するうんちを選んだ。木村さんはゾウの食事について「青草や干し草、サツマイモ、にんじんなどを食べる」と紹介。ゾウのうんちの約半分は消化できなかった繊維質でできており、「1日に1頭当たり約80キログラムのふんを出す」と説明すると、子どもたちから驚きの声が上がった。

子どもたちはそれぞれゾウのうんちをざるに入れ、水が澄むまで洗った。うんちから草などの繊維質を取り出し、煮出して消毒した後、ミキサーで牛乳パックのパルプと水を混ぜ合わせてすいた。最後にアイロンで乾かしてオリジナルはがきを完成させた。

出来上がったはがきを手にした市内の小学2年、長山菜心さん(7)は「草のにおいがする。上手にできてうれしい」と出来栄えに満足そう。同じく、加納咲季さん(7)は「ゾウのうんちを洗うのが面白かった。将来は飼育員になりたい」と笑顔を見せた。

同園動物資料館では31日まで、夏休みイベント「身近な生き物展」を開催している。職員が市内の山と川、海などで捕まえたオオカマキリやニホンアマガエル、テナガエビ、ホンヤドカリなどを、特徴や暮らしの紹介とともに展示。園内にはザリガニ釣り体験コーナーもある。生江信孝園長は「自分たちの周りにさまざまな生き物がいることを感じ、学んでほしい」と話している。(湯浅奈実)



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