ユース選手寮を新設 J1鹿島、育成拠点に
サッカーJ1鹿島アントラーズFCは、下部組織の選手寮「アカデミーハウス」を鹿嶋市平井に新設し、30日に報道陣に公開した。主に高校生年代のユース所属の選手が生活を送り、他の年代の合宿などにも活用、選手育成の拠点となる。下部組織の充実を訴えてきたテクニカルディレクターのジーコ氏は「サッカーに集中できる素晴らしい施設ができた」と太鼓判を押した。
アカデミーハウスは総事業費約5億円。鉄筋2階建てで、延べ床面積2020平方メートル。練習を行う同FCのクラブハウス(同市粟生)までは約1キロの距離。
1階は共有スペースで、広々とした玄関には、大きなエンブレムと下部組織がこれまで獲得したトロフィーがずらりと並ぶ。廊下やラウンジの壁にはジーコ氏など、トップチームで活躍した選手のシルエット画が描かれている。
大浴場は三つの浴槽があり、冷温交代浴で疲労の軽減を図れる。トレーニングルームや洗濯室、スパイクを50足干せる乾燥室も完備した。2階は7畳間の1人部屋が52部屋で、各部屋にベッドと机、エアコンを備える。
現在、近隣の寮で暮らしている約40人のユース所属選手らは、31日までに引っ越しを終え、9月1日から同ハウスで生活を始める。
新社長に就任した小泉文明氏は「いい選手を輩出し続けることが、継続的なクラブの強化につながる。育成をしっかりやることで、強い鹿島の礎を築きたい」と話した。(藤崎徹)
アカデミーハウスは総事業費約5億円。鉄筋2階建てで、延べ床面積2020平方メートル。練習を行う同FCのクラブハウス(同市粟生)までは約1キロの距離。
1階は共有スペースで、広々とした玄関には、大きなエンブレムと下部組織がこれまで獲得したトロフィーがずらりと並ぶ。廊下やラウンジの壁にはジーコ氏など、トップチームで活躍した選手のシルエット画が描かれている。
大浴場は三つの浴槽があり、冷温交代浴で疲労の軽減を図れる。トレーニングルームや洗濯室、スパイクを50足干せる乾燥室も完備した。2階は7畳間の1人部屋が52部屋で、各部屋にベッドと机、エアコンを備える。
現在、近隣の寮で暮らしている約40人のユース所属選手らは、31日までに引っ越しを終え、9月1日から同ハウスで生活を始める。
新社長に就任した小泉文明氏は「いい選手を輩出し続けることが、継続的なクラブの強化につながる。育成をしっかりやることで、強い鹿島の礎を築きたい」と話した。(藤崎徹)