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《2019茨城国体》ハンドボール盛り上げよう 常総でイベント 第一人者・宮崎さん、中学生と対戦

宮崎大輔さん(右から2人目)らによって結成された「レジェンド7」とJOC選抜の中学生チームが熱戦を繰り広げた=常総市坂手町、吉田雅宏撮影
宮崎大輔さん(右から2人目)らによって結成された「レジェンド7」とJOC選抜の中学生チームが熱戦を繰り広げた=常総市坂手町、吉田雅宏撮影


ハンドボール男子の第一人者、宮崎大輔さんやハンドボール経験者の俳優、西村和彦さんが参加するエキシビションマッチが8月28日夜、常総市坂手町の水海道総合体育館であった。近隣から大勢のハンドボールファンが詰め掛け、立ち見が出るほど盛況だった。

1カ月後に総合開会式を控えた茨城国体を前に、ハンドボール競技を盛り上げようと、県協会が開催。国体に出場する県代表チームの試合も披露された。

宮崎さん、西村さんのドリームチーム「レジェンド7」は、県中学生選抜の男女と対戦した。

メンバーは他に、岩本真典さんら元日本代表の面々。宮崎さんは高い跳躍力を生かしたシュートやトリッキーなプレーで会場を沸かせ、53歳の西村さんもエネルギッシュにコートを走り回った。

レジェンド7との試合を終えた女子チームの菊田満乃梨さん(水海道中3年)は「すごい人たちを相手に2得点決められた」と笑顔。男子チームの宝田凜さん(土浦三中3年)は「スピード、シュート、フェイント。どれも迫力があった。見習いたい」と話した。

宮崎さんは茨城新聞の取材に対し、「前向きな攻撃とディフェンスだった」と中学生選抜を褒め、「今日はいろいろなシュートを打ってみた。普段からやることで、自分のものになるので、まねしてもらいたい」と語った。

西村さんは「ここ水海道地区周辺はハンドボールが盛ん。大人たちの情熱がうまく子どもたちに伝わり、それがプレーにつながっている」と評価。「茨城の人たちのハンドボールへの思いを感じた。茨城国体では全クラスで優勝してほしい」とエールを送った。

茨城国体のハンドボール競技は守谷、常総、坂東の3市を会場に、10月3〜7日に実施される。(今橋憲正)

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